フランス留学生の日記

時々更新!フランスでの日々を投稿しまーす!

第2回目のロックダウン

皆さん、こんにちは、こんばんは!

 

昨日のブログ↓でお伝えした通り、

 

masafra.hatenablog.com

 

10月28日(水)20時にエマニュエル・マクロン大統領がテレビを通してReconfinement(再外出禁止令)について声明を出されました。

 

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↑その時の写真です。

私はいつものごとくパソコンでライブ中継を見ておりました。

今回は22,3分で終わりました。

 

↓はLE Mondeの記事で、今回書く内容はこちらを参考にしております。

※訂正がありましたらすぐにします!!

 

www.lemonde.fr

 

要約すると、

 

①期間は10月30日(金)から最低12月1日(火)まで

 

②3月のconfinementほど制限的ではない

  • 学校は開いたまま(大学は新しい通知までオンライン)、ただし健康要綱(protocole)は強化
  • 仕事は続けることが出来る。ただしテレワーク推奨。公共サービス、工場、農場は通常通り。
  • 老人ホームの訪問は可能

③冬が近づいてきて、コロナウイルスの強さが増している。その速さは凄まじい。

→15日後に感染状況を確かめ、改善されているようなら今回の措置を緩和していく。

 

④外出にはattestation(証明書)が必要

  • 通勤
  • 通院
  • 買い物
  • 住居付近での新鮮な空気を入れる(=運動)

※現在のバカンスでの移動を除き、他地方への移動は禁止

※違反者には罰金

 

⑤レストラン・バーの閉鎖

→生活に最低限必要なでないお店はすべて閉鎖

 

⑥中小企業、自営業者への特別計画→現金対策

 

⑦コロナテストの実施

  • 空港、港湾などで配備
  • 欧州内部の国境は開かれたままで、外部からの入国は制限される

 

⑧蘇生ベットの増加

 

⑨クリスマスと新年の祝いへの希望

 

以上がおおまかなまとめです!

具体的な施策については追々出されていくと思いますが、個人的には学校がオンライン授業になるのだけは避けてほしいです。(´;ω;`)

 

最後に、毎回思うことなのですがマクロン大統領やメルケル首相などヨーロッパのリーダーが声明で述べられる言葉がとても素敵に思うのです。

今回は、マクロン大統領がReconfinementという厳しい状況下で暮らさなければならないフランス国民へ言った言葉。

<notre résilience et notre unité. (…) Je sais la lassitude et cette impression d’un jour sans fin qui tous nous gagne. Nous devons quoi qu’il arrive rester unis et solidaires et ne pas céder au poison de la division », et « cultiv[er] l’espoir de célébrer en famille ce moment si précieux de Noël et des fêtes de fin d’année >

(我々の回復力と団結力。私は(外出制限の)つらさと我々全員を襲う終わりない日の思いを知っています。我々は何が起きようとも団結・連帯し分裂の毒に屈してはならない。またクリスマスと年末のとても貴重なお祝いの瞬間を家族で祝う希望を大事にしなければならない)-訳:風来坊

 

日本の首相や政治家は淡々と規則やお願いを述べる、所謂教科書的な声明が多い気がしますが、マクロン大統領の様な(歴代のフランス大統領は皆そうだったのかな?)表現が素敵だなぁと思ってます。

目に見えないウイルスの恐怖と自分が下す決定で国民が苦しい思いをしてしまう事を理解している。だけれども我々はそれに負けてはいけない。我々は希望を持って生活していかなければいけない。

と形だけでも自分が国民の側にいる事を語り、その中でも希望を持って生きよう!と言うのです。

色々と批判の多いマクロン大統領ですが、この様な所は一貫してかっこいいと思ってます。

まぁ、他に原稿書いてる人がいるとか言われちゃうと分かりませんが😆

 

脱線しました*1

 

 

 

 

 

*1:+_+

今晩のマクロン大統領の声明。Reconfinement(再外出禁止令)⁉️

皆さん、こんにちは、こんばんは!

 

まず初めに。

私は今年6月末からライブドアブログでブログを始めました。

皆様のお陰様をもちまして、この4か月で総訪問者約7000人、今月のPV(アクセス数)も約5000と私の想像を超える多くの方に読んでいただいており、大変うれしく思ってます。

元々文章を書くのが好きだったことと、自分の考えを整理し、まとめる場所が欲しかったという理由でブログを始めました。

 

ですが今回ライブドアブログから「はてなブログ」へ移動することにしました!!

理由としては、記事の投稿にが広がると思ったからです!

記事のレイアウトももちろんの事、記事を投稿してみて個人的には「はてなブログ」の方が投稿しやすいです!(^^)!

 

なので、これからはこちらのブログで投稿していきますので、是非読者になるを押してこのブログの読者になってください(^_-)-☆

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!

 

さて、またまた少し恐ろしい記事↓を投稿します。

 

https://www.dna.fr/sante/2020/10/28/confinement-les-francais-y-sont-prets

 

f:id:MasaFra:20201028213403p:image

 

私は毎朝学校に行くトラムの中でフランスの各新聞社のネット記事を読みながら通学しているのですが、学校がないときは起きたら30分は携帯とにらめっこしてニュースを読みます。

 

そして見つけたのが上の記事。

本日10月28日20時(フランス時間)にマクロン大統領がテレビを通じて国民に声明を発表するというのです。

※この記事では、本日のマクロン大統領の声明までどの様な経過が最近あったのかを軽くまとめたモノなので確定事項ではありません。

ご注意ください。

確定したものについては確認次第ブログに投稿していく予定です^ ^

 

内容はreconfinemen(再外出禁止令)とのこと。

※3月のconfinementとは違いそこまで制限的ではない緩いものみたいです。

まだ分かりませんが期間は2週間をみているとのこと。

 

記事によると先日10月27日(火)のle conseil de défense(国防評議会?)

では2つのoptionsがあり、

夜間外出禁止令の変更

夜間外出禁止令の時間を21時からではなく、18時か19時開始にする。

→この措置に関しては医療従事者は前々から政府に対して不十分であると訴えていたらしいです。

第二波は我々のコントロール外にあり、夜間外出禁止令だけでは弱いと。

 

reconfinement(再外出禁止令)

→月曜日の政府会議では経済活動の完全ストップはしないが、人との接触を避ける封じ込めが必要だと意見が一致したとのこと。

それによると、confinementは週末に限定し人々の移動制限をする。

小中学校は開き、高校は本日の会見で発表、大学は閉鎖。

 

今の所このくらいの情報しかありませんが、本日20時のマクロン大統領の声明をしっかり確認しようと思います。

昨日マクロン大統領が2週間前にテレビインタビューで発表された「夜間外出禁止令」についてブログ↓を投稿しましたが、その時ですらマクロン大統領のコロナ対策は場当たり的と批判されてました。

 

masafra.hatenablog.com

 

でもどのような声明が出されようとも、

個人的には大学の授業が在宅になるのだけはやめて欲しい。泣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

vignoble(ブドウ畑)廻りとdégustation(試飲)^ ^

皆さん、こんにちは!

 
ここ2週間ほどストラスブールは天気が良くありませんでしたが、先週の週末は晴天で最高気温も18°と暖かかったです^ ^
 
その天気の合間を縫って友人とロードバイクストラスブール近郊のvignoble(ブドウ畑)をいくつか見てきました‼️
おまけにdégustation(試飲)も\(^^)/
 
ホームステイしている友人のお宅のロードバイクをお借りして11:30ストラスブールを出発!
 
ストラスブールの中心を流れるイル川の支流であるブリュッシュ川(bruche)の川沿いのサイクリングロードです!!
 
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↑川沿いにあったお宅^ ^
川沿いには小さな集落がいくつかあり、調べると「〇〇heim」。
ドイツ語で「家」を意味する単語ですが、アルザス地方の歴史がこの様な所にまだ残っているのですね!
友人と話したのは、何故フランス語で家を意味する「maison」にしないのか?
日本ではアパートやちょっとした建物に「〜メゾン」って付けるよねと笑
答えはわかりません😆
 
何でもすぐに疑問に思う所は小学生時代と何も変わりません。。

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↑馬だけでなく、実は羊もいました!!
近くに行くと凄い大きいお馬さんでした!

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↑写真では見づらいですが、奥の山全体がvignobleになってました!
ここだけ見ると、岩手県小岩井農場から岩手山を望む風景に似てる気がしました^ ^

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↑vignobleはこんな感じ!
山梨県や長野県のそれとは少し趣が違うような気がしました。
気候の違いなのか?作っている品種の違いなのか?それとも製法の違いなのか?
調べると面白いかもしれません。^ ^
 
途中休憩を挟んで、
友人宅を出発してから3時間程。
Marlenheim(マルレンハイム) ↓に到着!
ここもheim‼️
 
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ストラスブールから20kちょっとのところにあるこじんまりとした静かな町です^ ^
 
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↑市庁舎横の坂を少し登った所にありました。
第一次・第二次世界大戦戦没者の碑みたいです。この様な碑をあっちこっちでよく見ます。
 
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↑上の碑の向かい側にある観光案内所。
colombage(木骨組)がお見事。。
 
そしてワイン🍷のdégustation(試飲)が出来る
              Arthur Metz
に到着!!
 
住所 102 rue du Général de Gaulle 67520 Marlenheim
 
営業時間 月曜・土曜 10:00〜12:30
                                        14:00〜18:00
 
                  火曜〜金曜 10:00〜12:30
                                       14:00〜18:30
 
                 日曜日   休館(6.21〜8.30は営業)
 

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↑ここは1904年(日露戦争時!?)創業で、現在はワインの製造、販売、そしてワインの学校もやっている所です^ ^

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↑店内はこんな感じ^ ^
お客さんは私たち以外にご夫婦と2人程男性が居たくらいでした!!

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↑dégustation(試飲)しました^ ^
もちろん​​無料です!
 
飲ませていただいたのは、
①Gewurztraminer(右)
 
②Risesling(真ん中)
 
③Pinot Gris(左)
 
の3本です!!
 
〜感想〜
①は少し甘めで私のお子ちゃまな舌には合ってました😆甘味のあるワインが好みではない方には合わないかと思います。
 
②は匂いはそこまで強くないのですが、味はしっかり!みたいな感じです。甘みはあまりしませんが苦いという程でもありません^ ^
 
③はこの中で唯一私が飲んだことのあるワインでした。これは1、2本目と違い私の想像するワイン!って感じのもので、私には少しアダルト❓大人❓な苦さがあります。
 
この3本のワインはとても有名で、フランスのスーパーでも手に入るみたいですが値段がここで買うより3〜4€程高いらしいです。
*Pinot Noirというワイン🍷もdégustationできます!私がよくスーパーで買う物です!
 
さて、ここで30〜40分程ワインを堪能したあと次に自転車で15分ほど走った所にあるWangen(ヴァンゲン)↓という隣町のvignobleに行きました!
 
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町の高台にあるvignobleからの眺め↓です^ ^
いい眺めです‼️
ここには意外と登山?とまではいかなくてもハイキングコースの様なものが整備されていて、何人か歩かれてました!
Bonjourと挨拶すると皆さんbonjourと優しく返してくれました^ ^

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ストラスブール方面を眺めるとこの写真↓の真ん中辺りにストラスブール大聖堂が見えます!
肉眼だとはっきりと見えますが写真だと分かりにくいですね(><)
周りに高い建物がないので何十キロと離れていても遠くを見渡せます!
 
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↑栃木県佐野市にある唐沢山城から東京方面を見ると、さいたま新都心、新宿、スカイツリーと綺麗に見えるのでそれに近い感覚です。
もちろんこちらの景色は関東の様にごちゃごちゃしていないですが😆
 
ここを16時頃出発して帰路に着きました!
しかし‼️‼️
帰路の途中、日頃の運動不足と普段使っていない筋肉を急に使ったせいか脚全体に激痛が走り、またずっと同じ姿勢で走行するロードバイクの特性からか、学生時代に野球で痛めた腰痛が再燃。。(><)
友人に迷惑をかけながらゆっくりゆっくり走行して、何とか19時頃帰宅しました。。
 
慣れないことはするものでない。と改めて思いましたが、ストレッチをして湿布を貼ってゆっくり休みましたら、朝は特に筋肉痛を残すことなく回復‼️
皆さんも運動をする際はしっかり準備体操をして、徐々に慣らすようにしましょうね😆
私を反面教師として。笑
 
最後、体はガタガタでしたが、それでもフランスの田舎を見ながらvignobleを十分堪能出来ました!!
自転車道の整備が細かい所まで行き届いていて、自転車を乗る人には便利だなぁと思います。
行く途中でもランニングをしていたり、同じようにサイクリングをしている方にすれ違いました。
小川沿いの木々に囲まれたサイクリングロードを走ると気持ちが晴れます^ ^
 
日本では、休みの日は家で本を読むか寝るかしかしてなかった私。
フランス人の様に心豊かな休日を過ごせるよう心がけたいです😆

Marché de Noël de ストラスブールの中止⁉️

皆さん、こんにちは!

 
またまたショックなお知らせを投稿します。。
 
10月22日(木)第2波が猛威を奮っているフランスでは午後、ジャンヌ・バルセギアン(ストラスブール)市長が来月末から開催予定だったMarché de Noël de Strasbourg (クリスマスマーケット)でのchalet(出店)の中止を発表されました。
 
↓がその記事です。
 
Noël à Strasbourg: annulation du marché, les animations maintenues
https://www.dna.fr/societe/2020/10/22/strasbourg-un-marche-de-noel-2020-sans-chalets
 
私のこちらの友人もこの決定にはさすがにガッカリしたみたいです。
 
フランスで最大規模を誇るストラスブールのMarché de Noël。
例年300を超えるchalet(出店)がズラーっとストラスブールの街を埋め、フランスだけでなく海外から200万人もの観光客が訪れます。
*chaletの写真を投稿したいのですが昨年撮っていなかったらしく、写真がありません。😭
 
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↑昨年のMarché de Noël でのストラスブール大聖堂^ ^

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↑クレベール広場のsapin(もみの木)!
 
別の記事によると、今年は450回目の節目の年。実はその歴史は古く、1570年から開かれている(第二次世界大戦中に2度中止したみたいですが)街の​​シンボル的行事なのです。
経済効果も1カ月の開催で2億5千万€とその規模の大きさが窺えます。
 
なので、早速chaletを出店する予定だった方々が市庁舎前で「お前は我々を殺すのか!」と抗議の為に集まったみたいです。
 
他の都市が今月頭辺りから開催中止決定をする中で、ギリギリまで難しい決定を迫られたバルセギアン市長の心中お察しします。
 
昨年、
-1°〜-3°と冷え込む冬の夜にクリスマスの幻想的な雰囲気に包まれるストラスブールの街を友人とvin chaud(ホットワイン🍷)を飲みながらブラブラ歩きました。
その時の今までに感じたことのない、何と表現して良いか?フワッと宙に浮いている様な幸福感的なものが堪らなかった。
 
その感動を今年も味わえるのかな?と期待して待ってましたが、残念な結果になってしまいました。
 
クレベール広場のsapinや街のイルミネーションはやるみたいなのでその辺りの事もしっかり皆さんにお伝え出来ればと思ってます!!
*もちろん来月のコロナの状況次第でどうなるかは分かりません。

ストラスブールも夜間外出禁止令(T . T)

皆さん、こんにちは!

 
10月22日の17時に、
カステックス首相が会見で新たに38県と海外県・海外領土の仏領ポリネシアを「​​夜間外出禁止令​​」の対象地域とすると発表されました。
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新たに設定された対象地区に私が住むストラスブール(バ=ラン県)も入りました(T . T)
↓は地域新聞で発表された速報記事です。
 
Couvre-feu dans le Bas-Rhin à partir de vendredi à minuit
 
これで、本日未明から21時〜6時まで夜間の外出が禁止されることになりました。
内容は以前投稿した↓のブログと同じです。
 
気をつけないといけないのは、許可証を持たずに21時以降で歩いて罰金135€(約17,000円)を払うことです。
*例外措置は同様に政府HPからダウンロードするか手書きのものを持っていれば大丈夫です!
 
この日のある授業で先生が「17時に首相が会見するからストラスブールも夜間外出禁止令の対象になるかもしれない」とお話されてました。
加えて、先日終わった中間試験と期末試験の説明を詳しくされていたので、もしかしたら学校の授業もどうなるか分からないのでは?と少し心配してしまいました。。
 
23日の夜から1週間のヴァカンスに入るのでそれに合わせて対象地区を拡大したのだと思いますが、カステックス首相が会見で使われた
「L’heure est grave (状況は深刻だ)」の言葉が示す通りヨーロッパは感染者数が徐々に増えてます。来月もどうなることやら。
 
とは言いつつ、半年前に2か月間のConfinement(ロックダウン)をフランスで経験しましたので、それに比べたら全然‼️と思いますが、それでも21時までに帰宅しないといけないと考えるとゆったり余裕を持った遠出は出来なくなります。
 
1年前にドイツのミュンヘンオーストリアザルツブルクに行ったのが懐かしい。。
楽しかったなぁ〜。パスポート忘れてミュンヘンからストラスブールへの帰りのバスに乗れなくて、予定変更して新幹線で帰ろうと思ったら乗った新幹線が途中遅延して予定してた乗り継ぎの電車に乗れなくて、結局その駅から出る別のFlixbusにお願いして乗せて貰ってドイツからフランスに帰って来たなぁ。。
本当に焦ったぁ💦
てか何で、身分証がなくて乗車拒否するバスがある一方で、それでも乗ってもいいと許してくれるバスがあるんだ?と疑問に思った。
その辺りの適当さはドイツと言えども日本人の私からするとユルユルでした笑
反対に柔軟なのかもしれませんが笑
まぁ今となっては、いい思い出です😆
 
今日の学校終わりから始まるヴァカンス期間はドイツの田舎を回ろうと思ってましたがそれも叶わないので、ストラスブールの近場をウロウロするくらいにして大人しく過ごそうと思います^ ^

ドイツの入国制限について(><)

皆さん、こんにちは!

 
先々週の木曜日の授業で、
最近気になった記事について
10分間のプレゼン+質疑応答5分というOraleの中間試験(口頭試験)がありました。
 
私は先月の菅義偉氏の首相就任についてフランスの新聞(Le Monde、Libération 、Le Figaro)がどの様に報じたかをパワポでまとめて発表しました。
 
フランスの上記の新聞3社は菅義偉新首相についてどの様に報じたかというと、簡単に言えば、
「菅氏は日本の官僚機構を熟知しており内政面では力を発揮するだろう。しかし前任者に比べて国際的な人物ではなく、カリスマ性もない。それでも自民党が議会では多数を占めており、それに対抗する野党が弱いので、菅氏の政権は安定的だろう」です。
 
安倍元総理に対して比較的肯定的な見方をする一方、菅総理は安倍元総理と比較すると頼りなく見えると言ったところでしょう。
これについては経過を見ていくに限ります^ ^
 
因みにクラスでは、先生はもちろんのこと、アメリカ、中国・韓国の子は日本の首相が代わった事を知っておりましたが、台湾の子や南米の子は知りませんでした。
私的には予想通りでした。
そもそも政治に関心がないとニュースを見たり読んだりしていてもそちらに目が向きませんし、ましては日本政治ですから仕方ありません。
 
難しいsujetだったかとは思いますが、皆んな聞いてくれてプレゼンも無事終わったので少し安心しました^ ^
秘書時代に何百回も何百人の前で挨拶をしてきたので人前で挨拶をする事に抵抗は殆どありませんが、フランス語で話すとなるとやはり緊張しました😆
 
日本では人前で発表だなんて事を学校でやったかな?と思い出そうとしましたが思い出せませんでした。
こういうのは何回も経験して慣れるしかないですね‼️^ ^
 
さて、プレゼンの安心も束の間少しショックなニュースが。。(T . T)
 
先ほどマクロン大統領の外出禁止令措置について投稿↓しましたが、
 
今回はグラン・テスト地域圏からドイツへの入国制限について投稿します(T . T)
 
先日私は買い物にはよくストラスブールの隣町であるドイツのケールにあるLIDLへ行くとブログを投稿↓しました!
ですが、10月17日(土)0時からそれも出来なくなります。
 
10月16日(金)、ドイツのロベルト・コッホ研究所はストラスブールが首府であるグラン・テスト地域圏を他のフランス国内地域と同様の「​​リスク地域」に指定する事を決定しました。
これによって、ストラスブールからドイツに入国する事に一定の制約が課される事になったのです(T . T)
 
要約すると、
 
・リスク地域からドイツへ入国する場合はドイツ政府の定めた規則に従わなければならず、
ドイツ入国48時間以内に発行されたコロナウイルスに感染していない事を証明する検査結果を提示するか、入国後自己隔離をしつつ72時間以内に検査を受ける事が必要。
 
・入国に関する措置は各自治体に決定権があるので、各州によって措置が異なる場合がある。
 
ロベルトコッホ研究所のHP↓
 

https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Transport/Archiv_Risikogebiete/Risikogebiete_15102020_en.pdf?__blob=publicationFile

 

です。

フランス国内での移動は自由ですが、国を跨いでの移動が制限されるとEU🇪🇺の長所が発揮されなくなるので私的には大分不便。

いつまでこの措置が取られるのか分かりませんが、12月から解除されてまたケールに行ける事を祈ってます。。

10.16テロ被害者の追悼集会(ストラスブール)

皆さん、こんにちは!
 
10月16日(金)、パリ近郊のコンフランサントノリーヌ起きた教員殺害テロ事件。
 
10月18日(日)にフランス各地で被害者の追悼集会が行われたのですが、この記事ではストラスブールでの追悼集会について投稿します。
f:id:MasaFra:20201104193750p:image
 
まず、事件のあらましについて。
日本でも大きく報道されていると思いますが、
犠牲となったのは中学の歴史・地理教員サミュエル・パティさん(47)。
そして、殺害したのはモスクワ生まれでチェチェン系ロシア人の18歳の男(警官により射殺)。難民としてフランスの滞在許可を得ていたという。
 
被害者は1週間前に授業で風刺画を使った授業をしたらしいが、被害者と犯人の間には面識は無かった。
 
犯人は犯行後に被害者の頭部の写真と「異教徒の指導者マクロンへ、ムハンマドをけなしたお前の犬1匹を殺した」という犯行声明文をTwitterに投稿していたとのこと。
 
マクロン大統領もすぐに現場を訪ね「イスラム教過激派のテロだ」と仰った。
 
この悲惨なテロ事件を受けて、10月18日(日)にフランス各地で追悼集会が行われた。
パリではカステックス首相やイダルゴパリ市長も参加された。
集会には数百人、数千人の人々が「我々は教員」、「自由は決して奪えない」と書かれたプラカードを掲げた。
 
↓はストラスブールでの追悼集会をまとめた地元新聞DNAの記事です。
 

[Vidéo] Strasbourg : en hommage à Samuel Paty, 4000 personnes font résonner la Marseillaise place Kléber
https://www.dna.fr/societe/2020/10/18/strasbourg-en-hommage-a-samuel-paty-2500-personnes-font-resonner-la-marseillaise-place-kleber

 
4000人(本当か分かりません)もの人々が15時頃ストラスブールのクレベール広場に集まり「連帯」を呼びかけ、国歌(La Marseillais)をうたったとのことです。
 
私は16時半頃買い物ついでにクレベール広場を通りましたが、その時は普段と変わらない広場でした。
でもその1時間ちょっと前には追悼集会で人が集まっていたのです。
 
家に着いてからこの記事を見て、最初は、
市長はじめ関係者の方々が来月から始まるMarché de Noël の為に頑張ってコロナ対策をしてるのに「広場にこんだけの人が集まって、市民の皆さんは何してんの⁉️クラスターでも起きたらどうするの⁉️」とツッコミを入れたくなりましたが、ふと思ったのはシャルリー・エブドの時もそうでしたが「連帯」という言葉でフランス人はすぐにまとまるなぁと。
 
数百人、数千人が1人の人を悼む為に集まりLa Marseillaisを歌うというのは国民としての譲れない何か大切なものなのかもしれません。
キリスト教にも関わる物なのか。
日本人からすれば、コロナの時に何してるの!となりますが、悼む事、連帯する事が重要なのかもしれません。
 
それこそがフランス共和国のdevise(標語)であるLiberté(自由)、Égalité(平等)、Fraternité(友愛)なのでしょう。
 
私は日本人的感覚が強いのでコロナへの恐怖からこの様な集会には参加しないと思いますが、どちらが良い悪いではなく、自分にとって何が「大切」なのか、なのです。
 
テロの被害に遭われた被害者の方のご冥福をお祈りします。