フランス留学生の日記

時々更新!フランスでの日々を投稿しまーす!

ヨーロッパの水は硬水?軟水?

皆さん、こんにちは!

 

フランスは10月10日の新規感染者数が2万6.896人、死者54人と発表されました。
それを受けてマルセイユ、パリ、リヨン、グルノーブルサン=テティエンヌ、リール等で警戒レベルが最高の「最大警戒地域」に指定され、バーやレストランの営業が禁止されてました。
マルセイユでは9月、パリは今月頭から。
 
なので、私がいるストラスブールも近いうちに来るのだろうか。。と戦々恐々なのですが、そればかりはどうする事も出来ませんので、しっかり手洗いうがいとマスクをして自己防衛だけはやっています。
 
ただ、オンライン授業だけは嫌だなぁ😭
そうならない事を祈るばかりです。。。
 
さて、本日はこちらの​​水についての投稿です!
留学する前にヨーロッパ留学経験のある方の話を聞いたり、読んだりして、意外と
「向こうの水に慣れるのに時間がかかった」や「ヨーロッパの水道は日本と違い硬水だから絶対に飲んだらダメ!」と聞きました。
 
正直日本にいた時にそこまで硬水・軟水を気にしておらず、そもそも私はずっとお茶を飲んでいたので水はそれほど飲んでいなかったのですが、こちらに来て硬水・軟水の違いがよくわかる様になりました😆
飲んだ時の感じの喉越し?(なんかビールみたいですが)、舌触りが違いますよね。
 
と、個人的な感想だけだとこれで終わってしまうので、本日は硬水と軟水もはなんぞや?という疑問についての答えを投稿したいと思います!!
 
調べるとこの2つの違いは教科書的に言うと「​​硬度​​」の違いらしいです。
具体的に言えば、
水1ℓあたりのカルシウムマグネシウムの含有量が多いか少ないで決まります。
 
硬度を測る計算式は、
 
​​カルシウム(mg/l)×2.5 + マグネシウム(mg/l)×4
 
です!!
 
国によってこの基準が違うので一概には言えませんが、WHOによると硬度が
 
60以下→​軟水
​​61〜120→​​​​中硬水
121〜180→​​硬水
​​181以上→超硬水
 
みたいです!!
 
これだけだと難しいと思うので私が普段飲んでいる水↓で検証してみましょう!!
 
image
 
1️⃣右のドイツの水
左は炭酸水なので今回は右の物で検証します!
 
image
↑を見ると、この水には
カルシウム87.4mg/l
が入ってます。
これを先程の計算式に当てはめると、
(87.4×2.5)+(15.5×4)=280.5
 
なので、WHO計算だと超硬水になります。
 
2️⃣真ん中のフランスの水
 
image
↑を見ると、この水は
カルシウム44.4mg/l
が入ってます。
これを計算式に当てはめると、
(44.4×2.5)+(1×4)=115
 
なので、WHO計算だと中硬水になります。
 
私は普段硬水を飲んでいたことになります😆
 
因みに。
硬水・軟水のメリットとデメリットについて。
 
硬水のメリット
○便秘解消
 
○肉の臭みや煮込んだ時にアクが出やすいなど洋風の煮込み料理に適している
 
○血液をサラサラにするので心筋梗塞脳梗塞予防になる
 
硬水のデメリット
●お腹をくだしやすくなる
 
●風味を活かしたい料理に適さない
→硬水に多く含まれるマグネシウムは独特の苦味と風味があるため味付けの邪魔になる
 
軟水のメリット
○日本料理に適している
→軟水は基本的に無味無臭なので香りを楽しむ日本料理や飲み物に合う
 
○赤ちゃんや子供にも安心
→硬水に多く含まれるマグネシウムは胃腸に大きな負担をかけてしまうので、その点軟水はマグネシウムの含有量が少ないので適している
 
○肌や髪に優しい
→カルシウムやマグネシウムの影響で硬水で洗うと、肌が突っ張ったり、髪がパサパサになることもある。
 
軟水のデメリット
●ミネラル補給が出来ない
→ミネラルには便秘やむくみ、筋肉の痙攣を予防する効果があるので日頃から一定数摂取する必要がある。
しかし、軟水にはあまりミネラルが入っていない。
 
上記↑3枚、2020年10月12日撮影。
 
 
以上、軟水と硬水についてでした!
私はたまたま硬水を飲んでいましたが、こちらにも両方売られてますのでそこは安心して下さい^ ^
私はそこまで気にしないので、私同様気にされない方は大丈夫かと思いますが、気にされる方は是非参考にしてみてください^ ^
 
最後に
写真はありませんが、私が調べた日本でも有名な水について少し紹介します!
 
Volvic(ヴォルビック)
 
カルシウム12mg/l
合計62mg/lなので中硬水。
 
 
カルシウム80mg/l
合計304mg/jなので超硬水。
 
です!!