フランス留学生の日記

時々更新!フランスでの日々を投稿しまーす!

フランスでよく見る環状交差点(ラウンドアバウト)!

4月16日(土) à トゥールーズ。最高気温23°。
風なく晴れ。夜まで半袖で過ごす。

本日は歩いて25分程の所にある図書館へ行きました。普段はバスに乗ってしまうのですが、天気が物凄い良かったのと、自分の健康を妙に考えてしまい歩くことにしました。

図書館近くのニエル庭園↓です!
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ベンチで寝ている方や本を読んでいる方、芝生でpetit pique-niqueをしている人たちなど皆さんしっかり休日をしっかり楽しんでいました^ ^


さて、
図書館へ行く途中ふと環状交差点(ラウンドアバウト)↓が沢山あることに気が付きました。
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フランス語だとrond-point(ホンポワン)というらしいです!初めて知りましたが、そのままですね😁rond(e)が丸い、pointは点という意味なので。


反対側↓からパシャリしました。
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環状交差点って何???
環状交差点とは円形交差点の一種で、中央島の周囲を時計回り(右回り)で回る環状部分と、そこに入っていく道路によって成り立っている交差点の事です。1960年代からイギリスで導入が検討され、1990年代に入り欧米で進められたみたいです!
パリの凱旋門が1番分かりやすいかもしれません!

《メリット》
・交差点整備のためのコスト削減

・景観維持

加えて地震が起きた際、信号機が倒れたりする危険や心配がないのもメリットとして挙げられると思います。


フランス全体では30,000箇所以上あり、これはヨーロッパでダントツ1番との事こと(2位のドイツが5,000箇所程)。
こちらのLe Mondeの記事↓によるとフランスでは1年間で500〜800箇所環状交差点が作られているみたいです。
https://www.lemonde.fr/series-d-ete/article/2021/07/26/avec-500-a-800-ronds-points-construits-par-an-la-france-a-l-art-de-tourner-en-rond-pour-aller-tout-droit_6089555_3451060.html#xtor=AL-32280270-%5Bdefault%5D-%5Bios%5D


確かに1月末にフランス人の彼女の実家があるMirepoixという街へ車で行った際、環状交差点が至る所にあったのを思い出しました。


日本でも2014年から導入が進められているみたいですが、令和3年時点で日本全体の導入件数は126件(私の地元埼玉県では4箇所のみ)。
※1番多いのは宮城県の24箇所。


でも振り返れば私が3年前受けた車の免許更新の際に環状交差点について講習を受けた様な覚えがあります。
ただ、信号交差点をラウンドアバウトに改良したり円形交差点をラウンドアバウト に直したり出来るのでもっと導入も進むのではないかと思われます!


以上、環状交差点(ラウンドアバウト)についてでした!
私はフランスでは運転はしませんが、何となく信号機や電柱などの無機物(ただ私はダムマニアです)が好きではないので日本でも導入が進めばいいなぁと思います😊