5月25日(水)àトゥールーズ。最高気温22°。
曇りのち晴れ。少し肌寒い日だったので半袖半ズボンでは過ごせなかった。
本日は本紹介!有名過ぎる本かと思いますが、
涙無しに読むことの出来ない作品。
主人公は、
吉村貫一郎(よしむらかんいちろう)
誰???って話ですよね。内容と共に簡単に説明すると、
彼は幕末の混迷極める京都で活躍した新選組隊士。
南部盛岡藩の下級武士出身で、貧乏侍ながら剣術(北辰一刀流免許皆伝)と学問に秀で、その才を認められ藩校養賢堂の師範になる。
ただ、当時の南部藩に幾度となく飢饉が襲う。
生活に窮した吉村は家族を残して脱藩し新選組へ入隊する。
そして、金の為に人が嫌がる危険な任務をコツコツとこなし、そして人を斬り続ける。
周りはそんな彼を「守銭奴」と呼び蔑んだが、それは盛岡に残る妻子の為だった。
時は経て、1868年鳥羽伏見の戦いに。
戦いの最中吉村は先頭切って敵陣に突っ込むものの新選組を含む幕軍は潰走。
そして大坂の盛岡藩蔵屋敷に満身創痍の吉村が辿り着き、幼馴染で南部藩家老になっていた大野次郎右衛門へ助けを求める。
ただ、大野は藩の立場と吉村との友情の狭間で悩み、吉村に切腹するよう伝える。
そして自身の刀を吉村へ渡す。。。
そして、残された彼の家族は?子供の吉村嘉一郎はどうなるのか???
この物語は、大正時代に記者が吉村を知る人々を訪ねる所から始まる。
藩校で武士の何たるかを教えていた吉村が脱藩。ただ、彼には彼なりの「義」があり、そして家族への「愛」があった。
この話は映画化もされており、
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これも何度見ても泣けます。
吉村貫一郎役の中井貴一さんの演技がもう凄すぎて。また、大野次郎右衛門役の三宅裕司さんも本当に凄い。
中学生の時にこちらを見て、もう。。。状態でした。
吉村貫一郎については実在したのかまだ分からないところがあるみたいですが(嘉村権太郎という人物が吉村貫一郎という説が強いみたいです)、何度も言いますがこの物語は涙なしでは読めず、また見れません。
是非、読んでみてください‼️
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