5月5日(土)雨が降ったり止んだりの天気。時折吹く風が少し冷たかった。
お昼過ぎにBercyにあるペットショップへ行った帰り、去年行ったパリ6区のオデオン近くにあるたい焼き屋さんに行きたいとなりパートナーと急遽向かうことに。
パリ地下鉄14号線シャトレ駅から歩いてお店に向かってセーヌ川を渡ると、目の前にInstitut de France(フランス学士院)の立派な建物があり、正面右側に小さな本屋さんを見つけた。
その名も、
Librairie Les Immortels
だ。それこそ去年も前を通ったのだがその時は閉まっていた。
住所: 23 Quai de Conti, 75006 Paris
営業時間:月~土 11:00~19:00
日 休み
詳しくはこちらのHP↓をご参照ください。
Librairie de L'Institut PARIS - réservation de livres papier (institutdefrance.fr)
ある記事によるとこちらの本屋さんはフランス学士院会員の書籍や学士院のニュースレター、そして学士院によって厳選された書籍が販売されているとのこと。
確かに中に入ると歴史、哲学、政治経済、芸術分野などの難しそうな書籍がたくさん置いてあった。
生前フランス学士院を構成する1つのアカデミーであるアカデミー・フランセーズに選出されていたジスカール・デスタン元フランス大統領の書籍も置いてあり、他の書店では見たことがなかったものもあった。
日本に関しては日本人作家(三島由紀夫、谷崎潤一郎など)の書籍や芸術分野では生け花や葛飾北斎に関する本があった。面白いなぁと思ったのは中国に関する書籍が経済中心の書籍しかなかったのと反対に日本は文化関係の本が主だった。
あまり大きくない本屋だが、骨太な書籍が並んでいて面白かった。
フランス学士院前のセーヌ川。
セーヌ川はオリンピックで開会式が行われるのと同時にいくつかの競技会場になる予定。ただセーヌ川の水質を巡る問題は多く、私のフランス人パートナーはじめ大学院の友人たちもセーヌ川を使うことには「どうなの???絶対やめた方がいい」と言う人が多数。パリ市長のイダルゴ氏は6月に自ら安全と証明するためにセーヌ川で泳ぐという。マクロン大統領も一緒に泳ぐと宣言したらしい。セーヌ川沿いをよく散歩するが正直お世辞にも綺麗とは言えない。どうなるのかと期待半分のところ。
こんなイメージ図を拾った。
【2024パリ五輪】史上初に溢れるパリオリンピックの、注目すべき5つの特徴|カルチャー|ELLE[エル デジタル]
そういえば2年前に母がパリに遊びに来た際、この観光船のことを「移民の人たちがたくさん乗ってるみたい」と言っていたのを思い出した。夏はこれ以上にパンパンに人が乗っているからね。
そんなこんなで無事たい焼きを食べて帰宅。味は美味しいがなんせ小さい。
たい焼きは一個5€也。