先週末パートナーとPalais de Tokyoに行った帰りに少し散歩をしてから帰ろうということで近くのセーヌ川沿いを歩いた。
Palais de Tokyoの記事についてはこちら↓から。
8月はそこまで暑い日がなく「今年の夏は全然夏っぽくない」と同僚や友人と話していたが、先週末の日中は久しぶりに30°ちかくいき、とても暑かった。
でも見学した後は20時頃だったこともあり暑さも多少収まり、時折川沿いを通り抜ける風が心地よかった。
Palais de Tokyoがある地区(パリ16区)はエッフェル塔のすぐ近く。どこをうろうろしてもエッフェル塔が目に入ってくる。
エッフェル塔丸出しもいいが建物の間から見える彼女も悪くない。
さて、
セーヌ川へ向かうべく階段を降りる。
土曜日の夜ということもあってかセーヌ川沿いには人が大勢いた。例のごとくエッフェル塔のキーホルダーを売っている黒人があちらこちらにいた。
なるべく人が映らないように橋の上から撮る。
イエナ橋付近から撮る。
私はエッフェル塔が見える15区の日本食レストランで7か月働いていたので彼女(エッフェル塔)を毎日見ていた。
最初はやはり「ああ、まさにここがパリなんだなぁ」と思ったが慣れとは怖いもので、数週間もするとそこにあるものというか空気のような存在になって最初の思いはどこかへ行ってしまった。
だが先週末に彼女を見た時に改めてその美しさに感動してしまった。
私とパートナーの会話。
私:彼女の事を毎日見ているのに、彼女ってこんなに美しかったっけ???改めて気が付いたよ。
パートナー:男も女も多くの人が彼女に魅了される。彼女は人を誘惑する魔力を持っているよね。
私:でも近づけば近づくほどチョコレートみたいでおいしそうだね。
パートナー:(笑) 確かにそう見えなくもないね(笑)でも元々は赤かった気がする。
ライトアップが始まるタイミングで撮ったエッフェル塔。
美しい。。。
キラキラしたポストカードや旅行雑誌にうつるエッフェル塔に惹きつけられてパリに来る日本人は私も含め多いはず。
でも3年前に生まれて初めて彼女を見た時はそこまで感動しなかった。どちらかというとストラスブール大聖堂やストラスブールの街並みの綺麗さの方が感動した。
でも今回は同じくらい、もしかしたらそれ以上の感動だったかもしれない。
心に余裕が出てきたからなのか、同じ風景を見ていても違ったふうに思えるのは何か幸せだと思った。
※私が上記でエッフェル塔を彼女と呼んだのはフランス語でエッフェル塔は女性名詞だからです。
【おまけ】
パリ16区の建物の間から見えるエッフェル塔。