予定通り早朝6時50分にパリのオルリー空港を出発し、8時5分にトゥールーズ空港へ到着。
パートナーが迎えに来てくれた。1か月ぶりの再会。長かったような短かったような不思議な感じ。
一旦家に帰り荷物を置いたあとすぐに県庁へ。11時に予約を取っていたこともあり一応10分前に着くように向かった。
着いたところ、守衛さんと予約を取っていた女性が少し言い合いをしていた。女性は途中から英語で話を始めた。
守衛さん:あなたの予約は14時なので3時間も早く来ても中に入れられません。
女性:別にいつ受け取ったって同じじゃない!私はこのあと仕事に行かないと行けないの!だから入れてよ。
守衛さん:ごめんなさい、いかなる理由があっても入れられません。
女性:何で、入れてよ!
後ろで私達の他にもう一人男性が居たが私と目があい御互い目で「やれやれ」とため息をした。
結局女性が折れてトボトボ帰っていった。
守衛さんに私の予約の日時を口頭で伝えて、またconvocation (日程表みたいなもの)を見せると「OK」と中に入れてくれた。
中に入るとセキュリティチェックがあり、その横にある受付でconvocationを見せるとG053と数字が書かれた紙を渡してくれた。
そして案内された部屋に向かい席に着いて1,2分で私の番号が掲示板に映し出された。
パリ警視庁で滞在許可証を受け取った際は2時間以上並んで待たされたということもあり、その警戒心から外国人が多いトゥールーズも最低1時間は待つだろうなぁと予想していたが私の予想は大きく外れた。
そして窓口で、
-パスポート
-古いtitre de séjour (滞在許可証)
-récépissé(11月に受け取った仮の滞在許可証)
-timbre fiscal (収入印紙代)
を渡して晴れて新しい滞在許可証を受け取ることが出来た。学生ビザからVie Privée et Familialeへ身分が変わった。
学生ビザで既に2回更新をしていたからか今回は2年間有効の滞在許可証だった。これで次の更新がすぐに来るという気持ちが無くなり少し落ち着いてフランスに滞在出来そうだ。
外国人の滞在許可証取得が徐々に難しくなっているというフランス。安心しかない。
県庁をあとに私達はトゥールーズの中心街で買い物へ繰り出した。