皆さん、こんにちは!!!
最近なかなかブログを開くことがなく、かなりご無沙汰となってしまいました😅
久しぶりの投稿なのにも関わらずタイトルが中々重々しいという笑
私は6月8日(日)〜6月13日(金)で2年ぶりにパートナーの実家があるLavelanetへ帰省していました!

※看板がひっくり返っているのは、地元の農業従事者がフランス政府・EUの農業政策への反対を表明するためにしたみたいです。
今夏は日本へ3週間ちょい帰るのとパートナーのお母さんが久しぶりに会いたいと言っていたというのでお休みをもらって会ってきました😊
パートナーの実家はトゥールーズの中心街から車で1時間15分ほどかかる田舎町。

特徴としてはカルカッソンヌとまではいきませんが美しい城跡が点在している地域です。
到着した8日はパートナーの従姉妹さんの運転で18時頃実家に到着し、そこから少しapéritifを楽しみながら皆んなで談笑していました。
さてここからが本題!!!
apéritifも進み一度外の空気を吸おうとまだまだ日が落ちそうもない程明るい20時半頃、パートナーの実家の前の通りを私は1人で歩いていました。
そしたら隣のお宅のムッシューと目が合いました。
私:Bonjour Monsieur!(こんにちは!)
と持ち前の笑顔で挨拶。
すると、
Monsieur:Vous cherchez quoi?(何を探してるんだ?)
と語気強く私に言ってきました。
え!?何!?と少し面食らいつつ、彼の目が尋常じゃない。
私:Non, rien(何にも)
と答えたら
Monsieur:gendarme! gendarme!(警察の様な組織)
と叫ばれてしまいました。
私:Non non monsieur! C’est pas grave! Je suis le partenaire de ○○○ et je viens de Paris avec elle!!!
(いや、問題ないよ!私は○○○のパートナーでパリから来ました!)
と言ってもそのムッシューは気が動転していたのか聞く耳持たず相変わらずgendarme!と叫んでいた。
困ったなぁと思っていた時にたまたま向かいの面識がある老夫婦が家の外にいて叫んでいるムッシューに「彼は大丈夫だよ!」と言ってくれたのでことなきを得ました。
パートナーのお母さんにこの話をしたら苦笑して、ある話をゆっくり話し始めました。
聞いたところこの田舎街でも最近アフリカ系やアラブ系の人たちがやって来て数週間前にとある家に押し入ったという事件があったみたいです。
その為か一人暮らしのパートナーのお母さんの家に怪しいアジア系の男が入っていったので「やばい!」となったのではないか?とのこと。

面識ある向かいのムッシューやお母さんからは「気分悪くしないでね。言葉悪く言えば皆んなで監視し合ってるみたいだけど、裏を返せば優しさでもあるんだよ」と。
パートナーは「気持ちは分かるけどこれは差別だよ!!!初対面だからって急に警察!はおかしいよ」と少し怒ってました。
私は全然何とも思っていませんでしたが、危うく警察沙汰になりそうでした笑😆
でも確かにパートナーが言うようにこれから悪事をはたらこうと思っている人間がゆっくり歩きながら笑顔で挨拶なんかするかな???とは思います笑
大都市だけでなく地方の田舎町も物騒になってきているのですね。。。
悲しい現実。。。
※小話
老夫婦のムッシューは私の事を覚えていてくれたのですが、奥様のマダムは覚えておらず、目があってから私が目のやり場に困るほどずっとーと私の顔を見て「T’es beau(かっこいいね)」と何度も言ってくれました😄
最後にbisouした時に「勉強も頑張りなさい」と言いながらハグもしてくれました🤭