フランス留学生の日記

時々更新!フランスでの日々を投稿しまーす!

嘉納治五郎のフランス語本!?

4月8日(金) à Toulouse 最高気温22°。
今日は風もなく、午後に小雨が多少降る程度でした。なのでシャツだけでも充分という気温で、夕方の街中では半袖半ズボンの男性を多数見ました。

フランス大統領選挙第1回目投票まであと2日。
ここに来てル・ペン候補の猛追が凄く、反対に追われるマクロン大統領はマッキンゼー問題で手痛い失点という形に。

マクロン大統領にとってこれがどれ程のダメージかはあと2日後に分かるという事なのでしょう。何回も繰り返しますが選挙は水物。最後の最後まで目が離せません。

さて、話を変えて、
彼女の読んでいる本が私にとって面白いものだった。そう、まさかの本を読んでいる。

それは「日本柔道の父」嘉納治五郎のフランス語訳された本↓だった‼️
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嘉納治五郎って誰???
嘉納治五郎は、明治から昭和にかけて活躍した講道館柔道の創始者で、柔道を中心に日本の体育分野の発展に寄与した柔道家、教育者。


特に武士道や侍文化に興味があり、弓道をやっていたフランス人の彼女はとうとう嘉納治五郎までたどり着いた。


話を聞くと、上記写真の左側の著者(Yves Cadot)の方がフランスの柔道教授資格を持ち、また彼女が通うトゥールーズ大学ジャン・ジョレス校で教鞭を取っているとのこと。

色々な日本の本が翻訳されているが、まさか嘉納治五郎のフランス語訳された本を見るとは思わなかった。というか彼の日本語の本を見たことがない😅


彼女が目を輝かして内容を色々と説明してくれるのだが、その深い哲学を理解するには私のフランス語力は不十分。ただ、かなり面白そうだ。

でも「道」の世界に入ると絶対に抜けれなくなる気がする。今の私にはそれが怖い。彼女には笑顔で接しつつ、「道」への好奇心は心の奥にそっとしまっておこうと決意した。

かく言う私も小学1年から小学5年まで地元で柔道を教える叔父の下で柔道をやっていた(そちらのセンスはなく結局野球へ)。
なので嘉納治五郎についてはもちろん知っていたのだが、彼の著作を読むまでは至らなかった。

こちらでの勉強がある程度落ち着いたらフランス語で「道」を探究するのもアリかもしれない。


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