4月11日(月) à トゥールーズ 最高気温19°。
晴れてはいたものの風がとても強かった。
昨晩フランス大統領選挙第1回目投票の結果が出る。大方の予想通り2週間後の決選投票へ進んだのはマクロン大統領とルペン候補。
【選挙結果】
・Emmanuel Macron (LRM) 27,60 %
・Marine Le Pen (RN) 23,41 %
・Jean-Luc Mélenchon (LFI) 21,95 %
・Eric Zemmour (Rec) 7,05 %
・Valérie Pécresse (LR) 4,79 %
・Yannick Jadot (EELV) 4,58 %
・Jean Lassalle (Res) 3,16 %
・Fabien Roussel (PCF) 2,31 %
・Nicolas Dupont-Aignan (DLF) 2,07 %
・Anne Hidalgo (PS) 1,74 %
・Philippe Poutou (NPA) 0,77 %
・Nathalie Arthaud (LO) 0,57 %
因みに全体の投票率は74.86%で、前回2017年の投票率は77.77%だったので約3%減っている。
日本では上記↑の数字が取り上げてられていると思うが、例えばマクロン大統領で得票率を確認すれば、
(全有権者の)74%×(マクロン大統領に投票した人の割合)27%=19.98%
つまり全有権者のうちマクロン大統領に投票したのは20%ほどで、これがマクロン大統領の本当の得票率ということになる。
直近のウクライナ危機を受けてその外交努力への評価から支持率が上がっていたので前回より得票率は上がっている。
【私が住む地域の結果】
オクシタニ(Occitanie)地域圏
・Marine Le Pen 24.62%
・Emmanuel Macron 23.48%
・Jean-Luc Mélenchon 22.42%
と、全体の結果とは異なりルペン候補がマクロン大統領をリードしている。
参考記事
https://www.lemonde.fr/resultats-elections/occitanie/
【個人的な感想】
フランス共和党のペクレス候補、社会党のアンヌ・イダルゴ候補と戦後フランス政治を担ってきた2大政党の候補者が予想よりもだいぶ低い得票率でマクロン氏、ルペン氏などの新興勢力に、ましてや初立候補者のゼムール氏敗れた。
ラジオでもその事が繰り返し話されている。
個人的にはフランス共和党の支持率がもう少し高くてもいいのでは!?と思った。
敗れたペクレス氏、イダルゴ氏は決選投票ではマクロン候補への支持を表明しており、ゼムール氏はルペン候補への投票を表明した。
4月24日(日)に決選投票が行われるが、大方の見方はルペン候補がどれだけマクロン候補に迫れるかだろう。
やらなければならない事がたくさんあるが、欠かさず政治ニュースは見続けよう思う。
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