4月28日(木)àトゥールーズ。最高気温21°。
曇り。半袖で歩く人が多く居たが、私には少し肌寒く感じた日だった。
昨日4月27日(水)に大統領再選が決まって初めて市民との交流を目的にパリ郊外セルジー(Cergy)の屋外市場を訪問していたマクロン大統領が有権者からトマトを投げつけられた。
投げられたトマトはマクロン大統領には当たらず(肩をかすめた)、護衛官がすぐに黒い傘を広げて大統領を守った。
大統領はその後も視察を続けられたとのこと。
実はマクロン大統領は2017年にフランス大統領になってからこの様な事をされるのが私の記憶では今回も含めて3回ある。
1回目:2021年6月8日
フランス南部の小さな町タン=レルミタージュを訪れていた時、28歳の男性が「打倒マクロン政権」と叫びながら平手打ちをした。
その男性はその場で押さえ、執行猶予付きの懲役刑が課された。
その時の映像はこちら↓から。
https://youtu.be/eM994Mnq5X0
2回目:2021年9月27日
フランス第3の都市リヨンの見本市を訪れていた際、19歳の男性から卵を投げつけられた。
この男性もその場で押さえられた。
その時の映像はこちら↓から。
https://youtu.be/KB3Os22-C1E
因みに、
大統領になる前の話。
2017年3月に農業市を訪れていたマクロン氏は卵を投げつけられ、その時は同氏の頭に当たり見事に割れた。
その時の映像↓。
https://actu.orange.fr/societe/videos/au-salon-de-l-agriculture-emmanuel-macron-recoit-un-oeuf-sur-la-tete-CNT0000019ymdz.html
フランス大統領はLe chef d'État(国家元首)です。
民主主義の手続きに則って選出されたその人を攻撃するということは、換言すれば民主主義を攻撃した事と同じ事だ。
アメリカ大統領だったリンカーンやケネディなど標的にされ凶弾に倒れた政治家は星の数いるが、幾ら思想が違ったり、キャラクターが気に食わなかったとしても攻撃はダメだと強く思う。
【おまけ】
本日夕方の散歩で見つけた小さな教会🛕