皆さん、こんにちは!
とうとう11月に入り、ストラスブールは22時頃まで明るかったのに最近17時過ぎには暗くなり始めました。
机で色々としていてフト窓の外を見て真っ暗になっていると少し寂しくなります泣
暗くなる前に庭で一休み^o^
reconfinementで制限があることと日曜日でお店はどこも閉まっているので、今日は一歩も家の敷地から出ませんでした!
さて、本日は私が去年フランスに来てから詳しく知ったサマータイム(夏時間)について自分のおさらいを兼ねて投稿しようと思います!
現在サマータイムは国連加盟国193か国のうち60か国で導入されています。
開始時期は国によって異なりますが、
今年、フランスは2020年3月29日(深夜2時を深夜3時に変更)~2020年10月25日(深夜3時を深夜2時に変更)の期間サマータイムでした。
つまり3月29日の変更日は1日23時間、反対に10月25日は1日25時間あることになります。
※ちょうど1週間前に出た記事↓です。
EU議会は2019年3月、サマータイム制度を2021年に廃止する案(2020年の冬時間をもって終了)を賛成多数で可決しましたので、現在加盟国は夏時間と冬時間のどちらを標準時として採用するのか選択しなければならないみたいです。
欧州で最後の「冬時間」に、2021年に「夏時間」廃止で 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
サマータイムとは??
サマータイムとは、日の出時刻が早い3月~11月に時計の針を1時間進めることによって、日が出ている時間を有効利用しましょうと定めた時間のことです!(^^)!
加えて、その間電気の使用を抑えましょうという目的もあります!
緯度が高く夏季の日照時間が長い欧米諸国の多くは導入してます。
メリット
- 時間を有効活用できる(夜が長い分余暇を楽しめる)
- エネルギーの節約効果
- 運動できる時間が長くなるので健康維持に役立つ
デメリット
- 時間変更によって社会的混乱が発生する(時計やパソコンなどの時間を変えないといけない)
- 生活リズムの調整が難しい人がいる(高齢者や子供を抱える親)
- 交通事故や犯罪件数が増える可能性がある
昨年の話ですが、10月最終日曜日の夜中に時間が変わる事を全く知らなかった私。当時はアラームをセットしなくても大体朝7時にパッ目が覚めていました。
ですがその日、目が覚めて携帯の時計を見たらまだ6時前で「あれ?おかしいなぁ、十分寝た気がするのにまだ6時か」と(携帯の時計は自動的に変更されるのです)。
ですが部屋の置時計と私の腕時計は7時を指していたので訳が分からなくなり少し焦りました(-_-;)
その後、携帯で「サマータイム今日で終了!」というニュース記事をみて納得したのですが、日本に居てサマータイムの「サ」の字も経験をしたことがなかった(その名はもちろん知ってましたが)ので慣れるのに2~3日掛かった気がします。
日本でのサマータイムってどんな感じ?
現在日本では導入されてませんが、実は1948年~1952年の約4年間導入されていたのご存じでしょうか?(^^♪
その時は毎年5月上旬~9月上旬までの期間で導入されていたのですが、残業の増加による寝不足により反対が続出し、廃止されたとのこと。
→理由が凄い日本っぽいですよね(笑)日が長くなったのだからもっと働こう!!となるところが(笑)
※その後サマータイムの導入はされてませんが、現在では各企業が個別的に導入をしたり、経団連が「エコワーク月間」を導入したりと様々な試みはあるみたいです。
働き方改革やオリンピック関連で日本でもサマータイム導入が議論の俎上に上がっていたみたいですが立ち消えになったのでしょう、あまり聞かなくなりましたね。
私は日本でサマータイムを導入する事には反対です。
日本では合わない制度だと思います。日本はそもそもこちらと違い日が長くなったといっても日没は19時過ぎですしね。
そもそも北海道の稚内市(北方領土を除く日本の最北端)ですらその緯度はイタリアのミラノあたりだといいます。
そうだとすると九州地方の方々は真っ暗な中、通学や通勤に出かけないといけなくなってしまいますよね。それは絶対に精神衛生上良くないと思います。
以上、サマータイムについてでした!
皆さんはサマータイムに関していかがお考えですか??(^^)