5月8日(日)àトゥールーズ。最高気温26°。
半袖半ズボンで過ごした。暑い日だった。
そんな本日は、
1945年5月8日戦勝記念日
だった。
Libérationのこちらの記事↓によると、
今回は77回目の記念日で、コロナの影響で2019年以来の一般公開だったとのこと。
Emmanuel Macron commémore la victoire du 8 mai 1945 sur fond de guerre en Ukraine https://www.liberation.fr/politique/emmanuel-macron-commemore-la-victoire-du-8-mai-1945-sur-fond-de-guerre-en-ukraine-20220508_QADBE5VRPBCTZEC4J6TR7AO7DE/
※明日、マクロン大統領はヨーロッパ平和の象徴としての都市であるストラスブールへ訪問する(ベルリンへも行き、ドイツのショルツ首相と会う)。
フランス語では、Victoire du8 mai 1945 。
西側諸国では「Victory in Europe Day」略して「VEデー」と呼ばれることが多い。
テレビではマクロン大統領がシャンゼリゼ通りにあるフランスの英雄ド・ゴールの像↓や、
凱旋門の無名戦士の墓で黙祷を捧げた。
※2021年9月18日撮影。
1945年5月8日戦勝記念日って何???
1945年5月8日(ヨーロッパ)戦勝記念日とは西側諸国にとって第二次世界大戦が終結した日のことです。
当時のフランスでは、全国の教会の鐘が5月8日15時に打ち鳴らされ、ド・ゴール将軍はラジオを通して「戦争に勝った。ここに勝利した。連合国の勝利であり、フランスの勝利である」と宣言した。
またド・ゴール将軍は群集に囲まれながら、凱旋門の無名戦士の墓に黙祷を捧げた。これには国民も歓喜したと言います。
国民たちはラ・マルセイエーズや愛国的な歌を歌い、長く暗かった戦争期間が漸く終わった瞬間を味わった。
そして1953年3月20日に5月8日を「戦勝記念日」として休日にすることが宣言された。
なので、現在でもフランス大統領はこの日にシャンゼリゼ通りでパレードを行い、ド・ゴール将軍が行ったように無名戦士の墓で黙祷を捧げる。
戦争勝利を祝う大規模なパレードの側面だけにどうしても目が行きがちだが、その内容は大戦で犠牲になった多くの命に祈りがささげられているのだ。
《参考資料》
・在日フランス大使館HP
https://jp.ambafrance.org/article7135
以上、戦勝記念日についてでした!!!
日本では終戦の日として8月15日がある(国によって異論がある)が、もちろんフランスをはじめ西側諸国の様な祝う側面はない。
1940年、離れ業を繰り出すナチスドイツに戦闘で破れ降伏。その後暗い4年間を過ごして来たフランスを解放へ導き、戦勝国へ押し上げたド・ゴール将軍の英雄たる理由がここにある。
今日は敗戦国出身者として何とも言えない1日だった。
にほんブログ村
ランキングに参加しています!
こちら↑をクリックして頂けると嬉しいです😊