船から降りてロンドンに向かうも見事に渋滞にはまりロンドンに1時間半遅れで到着。その後先輩と合流すべくキングスクロス駅へ向かう。
無事合流してから最初に訪れたのは、
言わずと知れた世界最大規模を誇る博物館。
忘れてはいけないのが大英博物館は産業革命後世界の覇権を握っていたイギリスだから収集できた貴重な物が多く、それらは戦争や植民地から得たもの。ただ1753年に設立され1759年に一般公開が開始されたので歴史は長い。
入場料:無料
開館時間:月~日 10時~17時(※金曜日20時30分まで)
今回は先輩に予約をしてもらっていたのでスムーズに入館できた。入館する時に空港と同じような持ち物検査があった。
詳しくはこちらの博物館のHP↓をご覧ください。
平日のしかも旅行シーズンから外れていたにも関わらず入館者は多かった。
自分たちも含めアジア人が多かった印象。
と言っても正直中東やアフリカの展示はパリでも見れるし、そもそも興味がないからザーッとみて特に写真も撮らなかった。
さて私はここに来たら必ずロゼッタストーン↓だけは見ておきたいと思っていた。
エジプトのロゼッタで1799年発見された石板。
こちらには、古代エジプト語の
・神聖文字(ヒエログリフ)
・民衆文字(デモティック)
の3種類が刻まれていて、これによりヒエログリフや他の古代エジプト語解読が可能になった。面白いことに1799年の発見時、これを発見したのはナポレオン率いるフランス軍だった。その後イギリスがエジプトに上陸しフランス軍を破ったことからイギリス所有に。因みにこの古代エジプト文字解明の立役者の1人がフランス人のジャン=フランソワ=シャンポリオン。
これを見れただけでもう感動。。。
館内の様子↓。
先輩によるとこれでも空いている方とのことだった。
ザーッと流しながらやはりエジプトのミイラは外せない。
子供のミイラも展示されていた。私は見学しながら映画『ハムナプトラ』を思い起こしていた。
アジアコーナーには中国や韓国のコーナーもあったが日本コーナー↓だけ別に部屋が設けてあった。
天下の三菱商事を筆頭に大英博物館の日本コーナーに援助した団体や個人への感謝が入口の壁に書かれていた。
パリのドラクロワ美術館で見た木下ホールディングスへの謝辞もそうだが、企業が美術分野に貢献することは本当に素晴らしいと思うし、企業イメージも良くなるよね。特に大英博物館のような世界的に有名な場所ではね。
そんな日本コーナー↓はこんな感じ。
正直展示についてはストラスブールで数週間開催された日本展に毛が生えた程度でパリの美術館で見る日本コーナーよりは全然かなぁと。展示品、展示内容について芸術・文化分野が強いフランスの方が洗練されているように思った。私の目が肥えてきたのか???
お土産屋さん、レストランがある広場↓???
まずは大英博物館に行ってみて、フランスで美術館巡りに行き過ぎたせいかロゼッタストーン以外はほぼ流してしまった。
ただルーブル美術館と違い無料で開放してくれているのは有難い。
お土産もかなり充実していた。私は大英博物館のがま口財布を購入した。