7月2日(日)パリ16区トロカデロ広場からほど近い所にあるMusée Guimet(ギメ美術館)↓に行ってきました!!!
第一日曜日は入場料無料の美術館・博物館が多い(すべてではない)ので本日は前から行きたいと思っていたギメ美術館に行ってみました。
Musée Guimetってどんなところ???
ギメ美術館(通称ギメ東洋美術館)は元々リヨンの実業家でコレクターであったエミール・ギメ(1836年~1918年)によって1879年リヨンで開館されたのが始まりです。その後彼のコレクションがパリへ移され1889年に今の場所で開館しました。また1945年からルーブル美術館の東洋部門もこちらに移動され、現在ではルーブル美術館東洋部の役割を担っている美術館でもあります。
住所:6 place d'Iéna 75116 Paris
行き方:地下鉄9号線 Iéna駅下車目の前
開館時間:火曜日 休館日
その他 10時~18時
※5月1日、12月25日、1月1日休館
入場料:大人 11.50€
※18未満の若者や身体障がい者の方は無料、その他25歳未満のEU圏の若者や芸術学を専攻している学生は無料など細かい入場設定がありますので要確認
ギメ美術館のHP↓を載せておきますのでご参照のほど。
さて、中に入っていきます!!!
中に入ると左側にinfomation、右側に券売所がありますが本日は無料の日なのでそのまま中へ入りました。
入るとすぐ横にお土産屋さん↓があります。
ここは日本でいう4階建てで各階の展示の案内↓があります。
【1階】
こちらは主に東南アジアやインド地域の展示です。
仏像が所せましと展示しています。
何となく気になったので取ってみました。
展示には基本フランス語、英語、中国語で説明が書かれています。
私の横にいたアジア系の女性はこの部屋で各展示を食い入る様に見ていました。
次にタイ、ラオスのコーナー。
個人的にタイっぽくて見ていて楽しい展示でした。
【2階】
2階に上がるとここは、
ネパール、チベットのコーナー
に分かれていました。
この様な仏像というのか彫刻↓は初めて見ました。
また仏像に戻ります。
このギメ美術館は元は宗教美術館だったらしいので、エミール・ギメ氏が東洋の宗教や思想に関心があったことがその展示からよくわかります。
【3階】
さぁ、この階は我らが日本、そして韓国、中国の展示です!!!
<日本コーナー>
最初からおっかない展示(笑)
外国人にはやはり甲冑は人気があるのですね!
見学者の多くがここで写真を撮っていたのでこの写真を撮るのに数分かかりました。
群馬県から来た埴輪↓です!
<韓国コーナー>
<中国コーナー>
中国コーナーの横には特設展示があり、1886年~1904年当時の中国の田舎の写真展示がありました!
【4階】
ここは誰によるものかは分かりませんが、中国で作られた鳥の作品が展示されていました。
またこの階には上に上がる階段があり、あがると屋上スペースに出られそこからパリの景色を眺めることができるらしいのですが本日は閉められていました。
【地下ー特別展示ー】
地下には特別展示があり、今回は東洋医学に関する展示でした。
日本に関しては、江戸時代や明治時代の書物や絵人体に関する絵などがありました。
精神集中の場がありました。
特別展を抜けるとレストランやトイレがあります。
以上、ギメ美術館についてでした!!!
私がここを知ったのは、シラク元フランス大統領の回想録を読んでいた時です。
彼が学生時代にここを訪れそこからアジア文化、特に日本文化に興味をもったと書かれていました。なのでいつか行こうと思っていたのですが中々行けず本日ようやく行くことが出来ました。
個人的には同じような仏像がズラーっと並んでいたので途中で飽きちゃいましたが(笑)、日本コーナーでは多くの方々が足を止め見学されているのを見て嬉しく思いました。
かなり有名な美術館ですが、訪れたことのない方は是非!!!