本日は普段良く行くトゥールーズの中心街にある図書館が休館日のため、トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学の図書館↓に来た。
フランスの大学生と混ざって勉強出来る環境と意外と良い雰囲気の図書館なので私のお気に入りだ。
14時半頃到着し、いつも通り勉強していると1時間程経ったあたりで隣に1人の女性が来た。
しばらくするとその女性が「そこにXXXがあります」と日本語のフレーズを繰り返し勉強している。
※XXXは聞き取れなかった。
トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学には外国語学部があり、日本語を含む多くの外国語を学ぶ事が出来るのでこの光景は何の不思議も無いといえば無いのだが、私のpetite copine以外で図書館で日本語を勉強する学生を初めて見た。
おっ、と思いチラッと横を見るとたまたま目があった。
するとその女性が話しかけてきた。
女性「あなた、日本人?」
私「はい。日本人です。横から日本語のフレーズが聞こえたのであなたを見てしまいました。何年生ですか?日本語は難しく無いですか?」
女性「私は日本語学科2年生(L2)です。日本語は難しいですが、私はジブリが大好きで毎日飽きずに見てます。携帯の待受もジブリです」とiPhoneの待受画面を見せてくれた。トトロとサツキ、メイがそこには映っていた。
私「日本人として嬉しいです!私もジブリ映画が大好きです!今日の授業はもう終わりましたか?」
女性「はい。終わって、今は日本人の友達を待っています」とのこと。
私「そうですか。すみません、トイレに行きますね。私もフランス語を勉強しています。お互い勉強頑張りましょうね!」と言い、私はトイレへ向かった。
トイレから戻ってくるとその女性は既に居なかった。
日本語学科に通うPetite copineから教えて貰ったのだが、petite copineの周りの学生に
日本に興味を持った理由
を聞くと大半が漫画とアニメだとの事。
因みに私の彼女は日本文化、とくに侍について。
こちらに来て日本アニメーションの浸透具合に驚く事が多いのだが、私ですら知らない私が生まれる前のアニメを熱心に語るフランス人の友人がいる。
確かにmanga(漫画)という言葉はフランス語(男性名詞)でもそのままマンガだ。
ワンピース、コナン、メジャー、ドカベン、ドラゴン桜しか全巻持っていない私はこちらの友人とワンピースとコナンでしか話せない。
30歳を超えて新しい漫画に手を出すのがなんだか億劫というのもある。
良い機会だから心を開こうか。
そう言えば「鬼滅の刃」をみたこちらの友人からこの映画を薦められているのだが、私はまだ見ていない。。。