岸田文雄首相は日本時間9日、政府専用機でフランスのパリに到着し、昨晩マクロン大統領と会談した。
今年5月に首相の地元広島で開催される先進7カ国首脳会議（G7広島サミット。岸田首相が議長をつとめる）成功に向けた連携を求めるためだ。
他の議題としてはウクライナに侵攻を続けるロシアへの厳しい制裁と、強力なウクライナ支援の継続の確認など。
本日はG7メンバーのイタリアへ発った。
ロシアのウクライナ侵攻だけでなく、中国などの権威主義国家が台頭している国際社会で「法の支配」、「民主主義」というヨーロッパの価値観を共有する日本（アジアで唯一のG7加盟国）のアジアにおける役割はかなり大きい。
戦後東南アジア諸国と地道に築き上げてきた日本外交が、中露の覇権的行動が見えてきた今だからこそ世界から注目されるのではないかと個人的は考えている。
防衛力強化のための増税でえらく叩かれ支持率が落ちた岸田政権だが、個人的には政権の防衛政策を支持している。その中での今回のG7サミット成功への訪問は今後の国際政治の在り方を決める意味では重要だ。
Cher Fumio, la France est honorée d'être la première étape de votre tournée en Europe. Je vous souhaite mes vœux de succès pour la présidence japonaise du G7. Les défis qui nous attendent sont immenses. Nous les surmonterons, ensemble !
と述べられた様に、両国がこれからも「特別なパートナー」としてあらゆる困難を共に乗り越えられればと思います(*^_^*)
