日本人の友人とパリ４区にある
ショワ記念館（Mémorial de la Shoah）
に行ってきました！！！
パリには数えきれないほどの美術館などがありますが、ここショワ記念館は知らない人もいるのではないか？と思います。恥ずかしながら私は友人に聞くまでは知りませんでした。。。(-_-;)
遅い時間に行ったので見れてないエリアもありますが少し紹介します！！！
ショワ記念館って何？？？
ショワ記念館は第二次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺（ショワ）の犠牲者に捧げられた記念館で2005年に開館しました。
ここを訪れて初めて知ったのですが、ユダヤ人大量虐殺のことをホロコーストと呼んでいましたがこちらではショワと呼ぶみたいですね。
住所:17 rue Geoffroy-l'Asnier 75004 Paris
開館時間:日曜～金曜日 10時～18時
土曜日 休館日
料金:無料（予約不要）
詳しくは記念館のHP↓をご覧ください。
Mémorial de la Shoah - Musée et centre de documentation Mémorial de la Shoah (memorialdelashoah.org)
中に入ると空港の様な荷物検査がありそれを経るとここ↓にでます。
そして館内に入る前に胸がキューと痛くなるところへ。
それはLE MUR DES NOMS（名前の壁）↓と呼ばれる碑が見えてきます。
その名の通り大戦期間に命を落としたユダヤ人の名前と亡くなった年が刻まれています。
一人一人の顔はもちろん分かりませんが順に見ている途中とても悲しくなりました。
中に入るとヨーロッパにおけるユダヤ人の歴史や、ユダヤ人がどの様に生活しそして強制収容所へ送られたのかなどを展示を通して知ることが出来ました。
映画やインタビューがながれている部屋↓もありました。
私たちが伺った時間が閉館前の20分前とかだったので人はあまり居ませんでした。
当時の新聞です。内容はもちろんユダヤ人に関して。
※館内にはクリプト（礼拝堂）があるみたいでしたが上記の通り見学する時間がありませんでした。
ショワ記念館の外にある義人の壁↓です。ユダヤ人を助けたフランス人の名が刻まれています。
以上、パリにあるショワ記念館についてでした！！！
第二次大戦中のユダヤ人というと日本ではホロコーストがあったという事実と同時にユダヤ人にビザの発給をした外交官杉原千畝などが有名かと思いますが、何故ユダヤ人が狙われたのか？何故このような悲惨な歴史があったのか？とその中身を知ることは機会があまりないかと思います。
どうしても遠い話の様な気がしてしまいますが、こちらにいる間に人類の歴史としてしっかりと注視していこうと思っています。
日本に帰る前にパートナーとポーランドにあるアウシュビッツ強制収容所にも行こうと話しています（パートナーは嫌がっていますが）。。。
パリの華やかな所ばかりを堪能するのではなく、このような歴史をしっかりと残している貴重な場所にも是非行ってみてください！！！
