5月14日(土)àトゥールーズ。最高気温30°。
とうとう気温が30°を超えて中々暑かったが、風があったのでまだ過ごしやすかった。
そんな日に、歩いて40分かけて
Musée départemental de la Résistance & de la Déportation
へ行ってきました!!!
住所:52 All. des Demoiselles 31400 Toulouse
営業時間:
火〜土 10時〜12時30分 13時30分〜18時
日・月 営業時間外
その他国民の祝日も休み
料金:無料
行き方:バスligne L7 Demouilles下車目の前
地下鉄Ligne A Esquirol下車 徒歩10分
Ligne B François Verdier 下車 徒歩10分
詳しくはこちら↓のHPをご参照ください!
http://musee-resistance.haute-garonne.fr/fr/le-musee/informations-pratiques.html
ここはどんな施設???
ここは1974年に第二次世界大戦中この地域でレジスタンス運動家だった人達によって設立されました。
少しだけお話をした館員さんのお話だとこの博物館の使命は
歴史的な物を保存・収集し、人類「連帯」の価値を後世へ伝えると同時に、人類が行ってきた残虐な行いの反省の場を市民に提供するもの
とのことでした。
入口を入るとパンフレットを貰えます。
こちらが最初の部屋↓です。
次の部屋↓です。ここから2階へ上がります。
2階に上がると、1階の入ってすぐの部屋のユダヤ人ご夫婦のインタビュー映像↓が流れていました。
横の壁にはユダヤ人でアウシュビッツから奇跡的に生還したシモーヌ・ヴェイユや南アフリカの政治家で反アパルトヘイト運動に身を捧げたネルソン・マンデラの写真↓が飾られていました。
同じ列にはフランスのレジスタンス運動の英雄ジャン・ムーランの写真↓も!
隣の部屋に入ると、1〜9の説明が書かれたパネルがありそれ通りに進むとこの地域圏のレジスタンス運動をより理解出来る様になっていました!
※他のお客さんもいたので撮れたパネルと撮れなかったパネルがあります。
この部屋は全体的にマーシャル・ペタン元帥率いるヴィシー政権(ナチスの傀儡政権)の支配地域だったトゥールーズのレジスタンス運動の歴史を学べるコーナーでした。
トゥールーズの地下鉄の駅名にもなっているMarcel Langer(マーセル・ロンジェー)↓について。
彼はポーランド出身のユダヤ人でレジスタンス運動家でしたが、トゥールーズの刑務所で非業の死を遂げたレジスタンス運動の英雄の1人です。
当時、この地域圏にいた外国人とレジスタンス運動の関係について。
自由フランス軍のリーダーであったシャルル・ド・ゴールと自由フランスの切手↓。
ペタン政権下での自由を求めたレジスタンス運動家達がどの様に同志を募り活動していたのかが分かるコーナー↓です。
やはり当時はチラシや新聞が主な宣伝方法として使われていたのが分かります。
現代だと足跡を残さないようなTwitterなどのSNSとかになるのかな?🤔
団結の為の闘いという題のパネル↓です。
こちらの方もトゥールーズの地下鉄の駅名になっているFrançois Verdier(フランソワ・ベルディー)↓氏。
彼も有名なレジスタンス運動家で1944年ゲシュタポに捕まり殺害されました。
最後のパネル↓です。
フランスの栄光の歴史の1つですね。
1940年6月17日の地域新聞↓!
以上、トゥールーズにあるレジスタンス博物館についてでした!
リヨンのレジスタンス博物館も中々でしたがこちらも面白かった😊
絶対に許してはいけないナチス、そして本当の民主主義という価値を求めて命を顧みずに闘った人たちが多くいる。
そして、トゥールーズではそんな人たちの名を冠した駅名や通りの名前がある。
普段何気なく目にしたり使っている言葉や人名が歴史を通して、私たちに重要な何かを教えてくれるみたいです!
トゥールーズへお越しの際は行ってみて下さい😊
【おまけ】
博物館近くにあったrue du Japon(日本通り)の看板↓😊
日本にフランス通りとかってあるのかな?🤔
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