仕事終わりにパートナーと職場近くの
パリ日本文化会館
に行った。
メトロ6号線からエッフェル塔と同じくらい目立つ寅さんの建物。
職場近くではあったものの入ったことはなく、パートナーがこちらに来たら一緒に入ってみようと約束していた。そこで今日訪ねてきた。
ここはその名の通り日本文化を発信している文化施設なのだが、今日の投稿はここを訪れたことではなく、行く前に見つけたちょっとしたフランスの粋な計らい?esprit(センス)?について。
パリ日本文化会館の最寄り駅はエッフェル塔のお膝元のBir-Hakeim。
駅を降りると毎度のことながら黒人さんたちがエッフェル塔のキーホルダーや置物を売っている。たまに変なガキンチョ、あっ、失礼、子供が声をかけてくるがそれらを無視してエッフェル塔方面に進む。
そして信号を渡り視線を上に向けるとなんとフランス元大統領のジャック・シラク通り↓という看板があった。
亡くなるまでに訪日した数は40回以上で「埴輪」と「土偶」の区別ができたというエピソードは有名だ。
そんな方の名を冠した通りの横にパリ文化会館があり、その目の前には京都広場という安全地帯↓がある。
まさにシラク元大統領と日本が接している場所だ。
ちなみに調べてみたらパリ文化会館の住所は、
101 bis Quai Jaques Chirac 75015 Paris
となっている。
通りの名と会館の住所がこの様になったのはここが出来た1997年(設立が決定したのは1982年だった)というのは彼が大統領の時だったからなのか?それとも彼が親日家だったことに由来するのかは分からないが、私は何となくその粋なセンスが好きなのだ。
日本とシラク大統領とのこのように切っても切れない繋がりが今後も続くことを強く強く祈る。