フランス留学生の日記

時々更新!フランスでの日々を投稿しまーす!

インターネット工事 à トゥールーズ

8月12日(金) à トゥールーズ。最高気温39°。ここ数日で1番日射しが強く、とても暑かった。明日はもっと暑いらしい。もうエアコンがない中でのこの暑さは最悪だ。

 

さてこんな暑さの中

夕方、インターネット工事にtechniciensの方々が来てくれた。


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というのも、3週間前に新しいWi-Fiを設置するのに工事をしてもらったのだが、

その際作業員の方がこちらのインターネット回線が入っているBOXの蓋↓を閉め忘れたらしい。f:id:MasaFra:20220813014517j:image

 

そして優しい誰かがそれを閉めてくれたみたいなのだが、閉めた際にwi-fi・インターネット回線を切ってしまったのだ。

※奇麗に切断された回線を見せてもらった。

 

なので私達の部屋は水曜日の夜からwi-fiとインターネットが繋がらなかった。。。

 

直ぐに修理依頼の連絡をして本日16~18時の間に行くとのことで来ていただいたのだ。

 

私はTVを普段見ないのですが、インターネットは毎日使うのでかなり不便だった。

 

インターネットがない生活は改めて不便だと感じた日だった。

 

 

 

 

外国語を学ぶ「意味」を考える

8月11日(木) à トゥールーズ。最高気温39°。ここ数日間この暑さが続いている。本日は何もやる気にならなかったので読書日にした。久しぶりに本紹介をしたのでそちら↓も覗いてほしい。

 

本棚21 『Le journal d'un manœuvre』と『Le temps est venu』 - フランス留学生の日記

 

さて、

毎日フランス語と格闘している私。一方、

日本語を一生懸命勉強しているフランス人の彼女。

 

彼女はよく、

 

私は見た目は(イタリア系)フランス人だけど、心は完全に日本人だから!本当に日本人に生まれたかった。。。

 

と言う。

日本語を勉強しているのが樂しくて仕方ないみたいだ。

 

日本人としてとても嬉しいのだが、この言葉を聞いてふと外国語を学ぶことについて初めて気が付いたことがあった。

 

(あえて)結論を話す前に。

これは、何故留学するの?という話にも通じるものなのかもしれないが、

 

他言語を学ぶ理由として

多文化理解

→翻って日本についても比較することでより知ることができる

 

大学入学や就職活動等でのアピールポイント

→大学入試だけでなく英検やTOEIC等の語学試験

 

旅行や仕事で使いたい

 

などがあると思われる。

私は留学する前、日本にいたときは完全に①だった。フランスから日本(社会、政治)を見たらどうだろうという点が強いモチベーションだった。

 

③について正直今もフランス語(の他にイタリア語も勉強しているが)を使って仕事をしたいとは思っていない。

 

ここで先程の気が付いたことに話を戻す。

それは、他言語を学ぶ事は

 

生まれながらの不自由さを軽くしてくれる物

 

という事だ。

 

つまり、彼女は日本人として生まれたかったけどフランス人としてこの世に生を受けた。

 

そう、人間は生まれる前に場所、時代、両親(最近親ガチャという言葉がある)、言語を予め選ぶことは出来ない。

 

ただ、後天的に好きな言語を学ぶことによって「言語」に関しては自由になれる。

※国籍に関しては変えることはもちろんできるが見た目はアジア人というのはどうしても無くせない。

 

まさに彼女が今その状況にいる。

 

私はフランスが好きでセカンド・カントリーと思っているが、それでも日本人としての誇りは捨てられない。

 

なので彼女のような考えは私にはないのだが、ふと思った。

 

ブログに書くほどの事ではないのかもしれないが、気付いたことをメモしたくて書いてみた。

 

【おまけ】

ガロンヌ川↓沿いの写真です!


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本棚21 『Le journal d'un manœuvre』と『Le temps est venu』

久々の本紹介。
ここに投稿したい本がたくさんあるのだが、間に合わない😅
まぁ、少しずつ投稿しようと思う。


本日紹介する本は2冊。

まず最初は、

Le journal d'un manœuvre Thierry Metz


1997年に40歳の若さで亡くなったThierry Metz氏の詩集。
日本ではあまり有名ではないと思う。実はフランス人の彼女も知らなかった。

たまたま本屋の詩集コーナをウロウロしていた時に目に入りパラパラと読んだところ興味を抱き購入した。


建設現場で働く作業員の日常を淡々と書いているのだが、その文体はとてもわかりやすくかつ建設作業員ではない私にも自分が建設現場で働いているのではないか?と思わせてくれる上質な感じ。


フランス文学や詩に多く見られる難しい隠喩は殆どなかった。


ただここだけ聞くと『蟹工船』みたいな本!?と思われてしまうかもしれないが、そういうわけではない。
何かしらの思想・哲学、政治や経済的な物の生臭さは一切なくただただ「現実」を奇麗に写し出している。


2冊目は、
Le temps est venu』Valérie Pécresse
https://www.amazon.fr/dp/B09TDTKNH5/ref=cm_sw_r_apan_A6EHHZGDQYP4H1384VTE



4ヶ月前のフランス大統領選挙にフランス共和党候補として出馬したペクレス氏。

フランスの超エリート校である国立行政学院(現在の国立公務学院)を2番で卒業し、そのまま高級官僚の花形である国務院、その後大統領府へ。
2002年にシラク元大統領の秘蔵っ子として政界入り。そして経済・デジタル大臣や予算大臣などを歴任したフランスエリートを凝縮したかのような人生を送られて来た女性政治家。
因みにペクレス氏は母国語であるフランス語の他にロシア語と日本語が話せる。


フランスの問題点についての指摘や想い・政策ももちろん読んでいて新鮮だった。
特にフランスにおける若者の識字率の低さについての箇所にはとても驚いた。

ただ、個人的には彼女が幼少期や学生時代をどのように過ごして来たのかがとても面白かった。
彼女はいわゆる知識人階級家庭の出身なのだが、家族がゴリゴリのド・ゴール主義者。
その影響はとても強く、私もド・ゴール主義者だ!と本著では書かれている。

また、ペクレス氏も他のフランスの政治家と同じくかなりの本の虫。友達と遊ぶより本を飽きずに読んでたらしい。

また日本へ留学していた時の話も少しだけ出てくる。


政治家がどのようにしてその人間(性)を形成してきたのか。そこに関心があるので面白く読んだ。


この2冊とも日本語訳はないかと思うがある程度フランス語がわかる人におすすめ。

第2次岸田改造内閣発足

8月10日(水) àトゥールーズ。最高気温39°。今日も暑かった。この夏はいつ終わるのか?と思うほどだ。

 

さて、

参議院議員選挙が終わって1ヶ月が経った本日、

岸田文雄首相は第2次岸田改造内閣を発足させました。

 


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毎日新聞社社説↓から

https://mainichi.jp/articles/20220810/k00/00m/010/414000c.amp

 

各大臣の顔ぶれはこちら。

 

内閣総理大臣 岸田文雄

 

総務大臣 寺田稔

 

法務大臣 葉梨康弘

 

外務大臣 林芳正(留任)

 

財務大臣兼金融担当大臣 鈴木俊一(留任)

 

文部科学大臣 永岡桂子

 

厚生労働大臣 加藤勝信

 

農林水産大臣 野村哲郎(参議院議員)

 

経済産業大臣 西村康稔(GX=グリーントランスフォーメーション実行推進担当大臣も兼任)

 

国土交通大臣 斉藤鉄夫(公明党 留任)

 

環境大臣 西村明宏

 

防衛大臣 浜田靖一

 

内閣官房長官 松野博一(留任)

ワクチン接種担当大臣、沖縄基地負担軽減担当大臣、拉致問題担当大臣を兼務

 

デジタル大臣 河野太郎

 

興大臣 秋葉賢也

 

国家公安委員長・防災担当大臣 谷公一

 

少子化担当大臣 小倉將信

こども政策、女性活躍、孤独・孤立対策も担当

 

経済再生担当大臣兼新型コロナ対策担当大臣 山際大志郎(留任)

スタートアップ担当大臣も兼務

 

経済安全保障担当大臣 高市早苗

科学技術担当大臣も兼務

 

地方創生担当大臣 岡田直樹(参議院議員)

万博、沖縄・北方対策、行政改革なども担当

 

以上が新内閣の顔ぶれです!!!

 

この内閣の陣容によって5つの重点分野↓に特に取り組むということです。

①防衛力の抜本強化

 

②経済安全保障政策の推進

 

③「新しい資本主義」の実現を通じた経済再生

 

④新型コロナの感染症法上の取り扱いを含めた対策のあり方

 

少子化対策

 

加えて統一教会と政界との関係が大きな論点の1つとなっている現在。

これにもどのように対応するかも問われるところとなると思われます。

※右派左派に関わらず私は陰謀論や聞くに値しない言葉汚い言説が大嫌いです。

 

課題、問題の多い日本かと思いますが頑張って頂きたいと思います。

トゥールーズのおすすめレストラン④

8月9日(火) à トゥールーズ。最高気温39°。暑かった。ただただ暑かった。それ以外に言葉が見つからない。

 

さて、本日も昨日に引き続きトゥールーズのおすすめレストラン、Crêpe屋さんを紹介します!!!

その名も、

 

Pastel et Sarrasin

 

です!!!
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お店の外観です!

 

 

場所:60 Rue du Taur, 31000 Toulouse

 

営業時間:月〜水 12H00-14H00/19H00-21H30

    木・金 12H00-14H00/19H00-22H30

     土  12H00-22H30

     日  12H00-21H30

 

行き方:地下鉄B線 Jeanne d'Arc下車 徒歩6分

 

詳しくはこちらのお店のHP↓をご参照ください!

http://pasteletsarrasin.fr/

 

 

ここはトゥールーズの有名な観光地の1つ、トゥールーズ・サンセルナン教会のすぐそばにあるクレープ屋さんで、お店に面した通りからはキャピトル広場とサンセルナン教会へ行くことができます!

 

サンセルナン教会については過去のこちらの記事↓も一緒にご覧ください😊

 

https://masafra.hatenablog.com/entry/2021/12/20/063000

 

さて、店内へ入ってみましょう!!!

 

店内はこの様↓な感じです!!!
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※外にテラス席もあります!ただ、暑いので中の方がこの時期はいいかと思います!

 

メニュー表↓です!
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メニューは大体11€〜15€!!!

 

私が注文したGalette↓です!
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これで10.40€

これだけで十分お腹が膨れる量で、味はもう美味でした!!!

 

こちらは彼女が注文したgalette végétarienne です!
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今日は奮発してデザートのCrêpeを頼みました😁
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甘いものが苦手な私でも甘さをそこまで感じることがない位で美味しく食べれました😀

 

以上、トゥールーズのおすすめレストラン④でした!!!

クレープ屋さんと聞くとどうしてもデザートのイメージしかもてなかった私。

 

こちらに来て何度かクレープ料理を食べてその美味しさに毎回感動する私。

 

腹に入れば何を食べても同じという高校野球時代の食べて食べて食べまくれ!!!の精神のもと身も蓋もない事を考えていたのですが、ここに来てやっと食への関心を持ちつつある私です。

 

 

【おまけ】

レストランへ向かう途中にとったお店↓です笑

東京という名前で「弁当」を売りにしているのですが、日本語表記はこれだけで案内等は中国語表記でした😅
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※面白そうなので今度買ってみようと思います😁

トゥールーズのおすすめレストラン③

8月8日(月)àトゥールーズ。最高気温38°。本当に暑かった。ただ最近公共交通機関の冷房の効きが良いのでそれは助かっている。先月の40°越えの日に蒸し風呂状態の地下鉄は本当に参った。

 

さて、本日は先週末に行ったトゥールーズにあるレストランを紹介します!

その名も、

 

Pizzeria Osteria Le Bellini

 

というイタリア料理のレストランです!!!


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場所:9 Pl. du Capitole, 31000 Toulouse

 

営業時間:月〜日 PM12時〜AM1時

 

行き方:地下鉄A線 Capitole下車徒歩2分

 

詳しくはこちらのHP↓をご参照ください!

https://pizzeriabellini.fr/

 

 

こちらのお店はトゥールーズの中心地といってもいいトゥールーズ市庁舎(Le Capitole)があるキャピトル広場にあるレストランです!

なので、眺めは最高です!!!

本格的な、完全自家製パスタを使ったお店みたいです(*^_^*)

 

メニュー表↓です!!!f:id:MasaFra:20220807214834j:image

お値段は場所のこともあり大体14~20€と他のお店よりは高いかもしれません。

他のお客さんの殆どがピザを頼まれていました。

 

私が頼んだTAGLIATELLE ALLA BOLOGNESEです!!!f:id:MasaFra:20220807214843j:image

お皿がおしゃれすぎて味を忘れてしまいましたというのは冗談で、私好みの濃いお味でした!(^^)!

 

 

こちらが彼女が頼んだGNOCCHI AU GORGONZOLAです!!!
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少し貰いましたがこちらもとても美味でした!(^^)!

 

 

私たちの貧乏性が出てしまい、2人とも1番やすい14€の物でデザート無しでした笑

 

 

以上、トゥールーズのおすすめレストラン③についてでした!!!

トゥールーズに来てからイタリア料理しか食べていないという私(笑)

 

彼女がイタリア系ということもありますが、まぁお互いイタリア料理が好きでとても簡単というのがありますよね!!!

 

トゥールーズにお越しの際はキャピトル広場の眺めを込みでおいしいイタリア料理を堪能してみてください(^^)

 

【おまけ】

レストランの目の前にあるトゥールーズ市庁舎(Le Capitole)に実は彼女が行ったことが一度もないというので行ってきました!

こちらについては過去のこちらの記事↓をご参照ください!

※本来ここは土日は閉館しているのですが、8月7日は月の第一日曜日ということで開館していました。

 

masafra.hatenablog.com

 

 

いくつか内部を紹介します(*^_^*)

 

この絵↓の中にはトゥールーズ出身の有名な政治家ジャン・ジョレスがいます!

どの人でしょうか???

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私がここに数多くある絵で一番好きな天井絵です。
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すべてに圧倒されます。
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こちらの天井絵も素敵です!!!
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一番奥にあるSalle du Conseil Municipal↓です!
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こんな所じゃ仕事にならんだろ!!!と思うのは私だけではないはず、、、

Basilique Notre-Dame la Daurade に行ってきた!

8月7日(日) à トゥールーズ。最高気温38°。昨日と同じく暑い日だった。ただ、日が短くなり21時半には暗くなり始めるのでその頃くらいから涼しくなる。

 

さて、本日はトゥールーズのポン・ヌフ橋近くにある

 

Basilique Notre-Dame la Daurade 

ノートルダム・ラ・ダウラーデ大聖堂)

※Dauradeのフランス語の発音は異なります。

 

に行って来ました!!!


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※正面ではありません!

 

場所:1 Pl. de la Daurade, 31000 Toulouse

 

開館時間:月〜日 9時〜18時

 

拝観料:無料

 

行き方:地下鉄A線 Esquirol下車 徒歩5分

   地下鉄B線 Carmes下車 徒歩8分

   バス44号線 Pont・Neuf下車 徒歩1分

 

詳しくはこちらの教会のHP↓をご参照ください!!!

BASILIQUE NOTRE-DAME DE LA DAURADE | TOULOUSE | Site et monument historiques (toulouse-tourisme.com)

 

 

【この大聖堂はどんなところ???】

ここの教会の歴史は長く、その起源は5世紀頃ここの地にあったローマの寺院の遺跡だったといいます。

そして9世紀に入り、ベネディクト会修道院に統合されました。

その後建物自体の老朽化や歴史的変遷が原因で何度か崩壊の危機と崩壊がありましたが1876年に再建され、現在にその威容を残っています。

そして現在はÉcole des Beaux Arts(芸術学校)が隣接して建てられています。

 

 

さて、中に入っていきましょう!!!

 

入口を入ってすぐの案内板↓です!
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教会内部です!!!

もう荘厳の一言。
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教会に行ったら私が必ず確認するオルガン↓です!
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どの教会もオルガンは本当に立派です。

 

 

写真は撮りませんでしたが、教会には私たちの様な見学者が結構いました。


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ブラック・マドンナの祭壇↓です!!!
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盗まれたり、歴史的事件によって焼かれたりを経て現在の像には1807年になったとのことです。

 

教会にはこのような絵が置かれています!
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教会には見る人の心をしっかりと掴むものがそこの雰囲気と相まってたくさんありますよね(*^_^*)


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以上、Basilique Notre-Dame la Daurade についてでした!!!

お昼にどこか入れるレストランはないかとガロンヌ川沿いを彼女とブラブラしている時にたまたま私が入口の扉が開いているのを見つけたので入りました。

 

思いがけない出会いがあるものです(*^_^*)

ガロンヌ川にお越しの際は休憩を兼ねて訪ねてみてください!!!