フランス留学生の日記

時々更新!フランスでの日々を投稿しまーす!

コルマールへ行ってきた^ ^

皆さん、こんにちは!

またまた久しぶりの投稿です。。

 

こちらは先月末からようやく夏に入ったといった感じで、ストラスブールは本日の最高気温が28°となりました!!

ずっと雨続きだったので晴れた日はとても暑いですが、それはそれで良いものです。

 

さて、

6月2日(水)にコルマールを軽く訪ねて来ました😊

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2019年10月に1度行った事があり、実に1年半ぶり⁉️のコルマール

コロナ禍でロックダウン・夜間外出禁止などで移動が制限されていましたので仕方ありませんが、先月から解除されましたので、少しずつあっちこっち行けたらと思ってます👍

 

※朝起きて何となく「コルマールにでも行ってくるかぁ」と思い立って行って来たので、観光案内所等にも寄らない、本当に有名処をサラーっと行ったものです。ご了承の程。

 

コルマールってどんな町???

 

コルマールはフランス東部・アルザス地方に位置する町で、ストラスブールから南に60kほど(電車TERで30-40分程)の所にあります。パリからはパリ東駅からTGVで2時間半。

ネットで調べると「可愛すぎる町」「メルヘンな町」という形容されていますが、本当にこじんまりとした綺麗な町です(^^)

 

実はこの町、日本人には少し馴染みのある場所でジブリ映画「ハウルの動く城」のモデルになった町なのです!!

加えて私は見たことはありませんがディズニー映画「美女と野獣」でも舞台ともなったみたいです!!

他にはアルザスワインの生産地としても有名です!!

 

観光ブックを見ると、コルマールストラスブール同様ドイツと国境を接しているのですが、第二次世界大戦時に奇跡的に戦火を免れたことで中世からルネッサンス時代の街並みをそのまま残しているとのことです。

ここもストラスブール同様、フランスとドイツとの間で取った取られたが繰り返された町で両国の文化を色濃く残す町です。

 

さて、話を戻します。

13時19分 ストラスブール駅発

車内には10人位乗車していました。スーツ姿の方もいれば、キャリーバックを持ったカップル、学生っぽい感じの方等でした。

 

13時52分 コルマール駅↓着

とても駅とは思えないオシャレな駅舎ですよね!

 

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Petite Venise(プティット・ヴェニス)

 

その名の通り、イタリアのヴェニスを彷彿とさせる場所で、コルマールの観光名所といえばここ!!といえる所です。

町の南東を流れるロッシュ川、その両側には派手なcolombage(木骨組積造り)が並んでいます。現在も小舟で運河巡りをすることができますが、かつてこの川を利用して人や物の往来があったみたいです!

その時にタイムスリップできますね!!


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案内板↓

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Petite Venise横のQuai de la Poissonnerie(魚市通り)↓です。


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私のお気に入りの写真↓です!!

とてもカラフルでオシャレなcolombageです!現在はお土産屋さんが立ち並んでいますが、かつては漁師の方々が生活していたみたいです!!


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Maison des têtes (頭の家)

変な名前だと思いませんか???

その由来はこの写真では分かりにくいと思いますが、105もの小さな顔の彫刻で飾られているのです!!

現在はホテル兼レストランになっています。

ちなみに頂上の像はこの町出身のAuguste Bartholdi(オーギュスト・バルトルディ)作とのこと!!

彼の事は最後にまた触れます(^^♪


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Musée d'Unterlinden(ウンターリンデン美術館)

こちらは中に入りませんでしたので外観のみ。。。

13世紀の修道院を改修した美術館で、「イーゼンハイム祭壇画」という有名な祭壇画が展示されているみたいです!!


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ここで、小休止!!!

上記ウンターリンデン美術館からすこし旧市街に入ったところの

Rue des Clefs(クレ通り)↓の様子!

基本的にお店は開店しており、人々で賑わっていました!

やはり町は人の動きがあっての町だなぁとしみじみ。

1年前のロックダウンでストラスブールの中心地に人が全くいないという光景を経験したからこその感想だと思います。。。


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Maison Pfister(プフィスタの家)

1537年に建造された尖塔や出窓に特徴がある歴史ある建物。

実はこの建物は「ハウルの動く城」でそのまま使われているのです!


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こちらは私のパソコンのNetflixで撮ったもの↓ですが、お分かりいただけますか??笑

写真右上に写っていませんか??

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Maison Voltaireヴォルテールの家)

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すみません、ここは私の趣味です。。。

カンディード』や『寛容論』で有名なヴォルテールが実はコルマールに1年程滞在していた事を私は知らず、たまたま通りがかった所の看板を読んで驚きました。

wikipediaによると、ルイ15世と対立してパリ入城を禁止されてコルマールに1年滞在した後ジュネーブへ行ったとのこと。

中には入ることが出来ませんでしたが、このような発見は本当に面白いです!!

 

Monument Bartholdi(ベルトルディの像)

 

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②でも出てきましたコルマール出身の彫刻家フレデリック・バルトルディの像です!

実は彼は、あの「自由の女神像」の制作者なのです!!

以前こちら↓の記事で投稿したリヨンの「テロー広場の噴水」の作者でもあります!

 

masafra.hatenablog.com

 リヨンにいたときに彼の事を知り、今回は少しですが彼について調べてみようと思いました!(^^)!

 

おまけ

Petite Veniseにこのようなデジタル化された観光案内↓が立っていました!

画面をタッチして観光名所についての情報や地図が出てきて、google mapの役割を果たしてくれます。

google mapで観光していると携帯の電池がすぐになくなってしまうので助かりました。

色落ちしてたり、落書きだらけの観光案内板ではないデジタル化されたものは見ていていいものです😊


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以上、簡単ですがコルマールについてでした!

 

私が言うまでもなくとても「素敵な」町コルマール

アルザスを感じるにはとてもいい場所です‼️

ですが1つ自分の中での変化をこの短い観光中に感じました。

それは、旧市街地だけでなくその周辺エリアを徒歩でまわっていて、ストラスブール程広くない狭い通りを車がドンドン横を通過していくのです。

狭い路地を横断するのに何台かの車の通過を待たなければならない所に少し不便を感じました。クラクションを鳴らされている人もちらほら。

せっかくあんなに綺麗な街並みが整っているのにもったいないなぁと。。。

 

中心街に車の通行が殆どなく、トラム、バス、自転車道、歩道がしっかりと整備されているストラスブールの便利さに慣れてしまったためか、1年半前にこちらに来て間もない時には感じなかった感想を持ちました。

日本に帰ったらどんな感想を抱くのだろうか???

 

とは、言いつつとても素敵な町なのでぜひ訪ねてみてください!!