フランスは今月に入り19時過ぎまで明るくなり、気温も日中は20°近くになってきたので少しずつ春が近づいてきたと感じます。
半袖半ズボンでトゥールーズの中心街を闊歩している若者達も珍しくなくなりました。
先週末の夕方、彼女と家の近くの丘へ散歩に出かけました。お互い夕方までずっと勉強していたので健康維持の為に、そして勉強で熱くなった頭を冷やす為に散歩しよう!ということで16:30に家を出た。
丘からトゥールーズの街を流れるガロンヌ川の眺め↓が大好きな2人です。
この日は運良く反対側を望むとピレネー山脈が綺麗に見えました😊写真はありません。。。
丘の中腹に新たに植林された1,600本の木々↓がありました。とても素敵な試みですね!
この地区は貴重な植物だけでなく野鳥などの動物保護を厳しく警告されているエリアなので、「この先立ち入り禁止🚧」や「ゴミのポイ捨て禁止‼️」といった看板がたくさんあります。
丘の頂上には週末なので家族やカップルがたくさんいます。
私はこの空色↓が1番好きです。
今まで友人とする以外、散歩は1人でするものと思っていたので、日本にいた時もストラスブールでもリヨンでもパリでも基本そうでした。
何かに追われている生活を常にしてきたせいか1人で色々と思考を巡らす時間がとても重要だった様に思います。
でも落ち着きたい時に一緒に散歩に出かける人がそばに居て、同じ時を、同じ感動を一緒に共有する事はとても良いものだと思いました。
途中梅の木↓がありました😊
自分の家からたった2k圏内の散歩ですが、新しい道を通ったり、新しいquartier(地区、界隈)を通っていつもと違う風景を見ると気持ちも新鮮になりますし、その新たな発見が自分にとってコロンブスのアメリカ大陸発見に匹敵する重みを持ちます(←言い過ぎですかね笑)。
まさに、吉行淳之介氏の「街角の煙草屋までの旅」です。
常にこの様な感覚は持っておきたいものです。