私は昨年2021年3月にストラスブールのAlliance Français(アリアンス・フランセーズ)で受けたDelfB2に合格しました。
DelfB2(デルフ)とは?
他の試験受験者さんのブログを見れば試験については分かると思うので、私は他の方の様に詳しく記しませんが、B2レベルは上から3番目(初級のA1〜最上級のC2がレベルとしてある)の中上級レベル。
仏検でいう大体準1級〜1級の間と言ったところでしょうか。
B2はフランスの大学学部入学や1部の大学院入学(基本はDalfC1以上が必要)で必要となる最低限のレベル。
※試験会場によって問題数や設問方式が違うので注意‼️
というか、2020年から問題形式が変わってリーディングやリスニングは全て選択式になると聞いていたのに結局記述式の方が多かった😆
試験内容は4パートに分かれている。
各25点x4パートの計100点満点で50点以上で合格(1つでも5点未満があると不合格)。
①Compréhension de l'oral(リスニング)
セクション1:
7-8分の音源を聴いて設問に答える。音源は2度流される
セクション2:
2分ほどの短い音源を1度だけ聴き、設問に答える
②Compréhension des écrits(読解)
長文が2つないし3つ。
約1時間で解かなければなりません。
※これも試験会場によって違うと思う。ストラスブールでは3問だったが、パリで受けた友人は2問だったと言っていた。しかもパリの方は選択式だったらしく、ストラスブールはがっつし記述式😆
③Production écrite(ライティング)
60分で250字以上の作文。
内容は、与えられた設問に自分の意見を記述するものと、手紙形式の2つがありどちらが出るかは当日までのお楽しみ。
④Production orale(スピーキング)
まず、複数ある問題の中から2つ選び好きな方を1つ選択して30分準備。
その後、発表5〜8分、試験官とディベート5〜8分。
【個人的なDelfB2試験話】
恥ずかしながら私は2020年12月にストラスブールの同じ会場で受けたB2試験に落ちている。
大学受験もそうだったが、私はある試験の為の勉強が好きではない😅これだって資格試験と同じで大事じゃないか!と言われるのも分かるし、それがフランスの大学入学の為に必要とか、それが自分の名刺がわりになるというのも分かるけど、理屈ではなく感情論なので話しても仕方ないんです。
面白くないんですよね、語学試験の為の言語学習って笑フランス語の記事とか本読んだ方がやっぱり面白いもん笑
好きな方には申し訳ございません。あくまで私の意見なので。
反対に大学の期末試験は内容が興味ある(そもそも自分のやりたい分野ですからね)物だからそこまで嫌いではないのだが。。。
なので正直対策という対策は語学学校の授業内容だけで、周りの学生がやっていた様な対策本をやったり、youtubeなどの映像で勉強したりなどは一切しなかった。
じゃあ何をしていたの?と聞かれれば、その時はLe Mondeの政治欄を毎日読んだり、France Infoのラジオを聞いたりするくらいで、B2対策と言えるのは作文の添削を語学学校の授業でやるくらいだった。
ただ、語学学校のB2クラスでそこまで悪くない成績だったし「まぁ、このままで大丈夫だろう」と余裕をかましていた。
でも1回目の結果は48点で不合格。特に難しく感じなかったし、自分にとっての最低ラインである60点はいったと思っていたらまさかの点数でしかも不合格。
流石にショックでそこから以下のテキスト↓を購入し2ヶ月ちょっとでやり通した。
これ↓はまずはやった方がいいと思う。試験についての基本が全て書いてあるので。
こちら↓はC1レベルの単語や表現も同時に学べるのでこれがわかる様になるとB2レベルでは知らない単語は殆どなくなると思うのでおススメ。私はリーディングでは分からない単語は1つか2つ位で、それも推測可能な物でした。
これ↓は語学学校の先生に紹介してもらったものですがイラスト付きで単語が学べるのでおススメです!
※一応私が使ったテキストを3冊ご紹介しましたが、各セクションの解き方などは詳しく書かれている他のブロガーさんを参考にしてください。😅
他のブロガーを勧める奴いるんかい‼️と言われそうですが、私は詳しく語れるほど対策をしていないので正直分かりません😅
【教訓】
大学受験の赤本対策と同じで、舐めずに試験対策を少しでもすれば絶対に誰でも短期間で受かります。
まさに孫子の
彼を知り己をしれば百戦あやうからず
です。
私の様に失敗しない為に頑張ってください‼️