今年もこの季節がやって来た。
なんの季節？
そう、次の進学先を見つけなければならない。
パリにあるGrandes Écolesへ行きたいのだが、今年の出願はどれも終わってしまったのでもう間に合わない。
言い方悪いが、現在住んでいるトゥールーズにある自分の分野のGrandes Écolesを調べてはいるものの自分にとって何とも物足りない所ばかり。
そもそもやりたい分野の選択肢が少ないことと、カリキュラムが合わない。まぁ、これはストラスブールでも同じだった。
地方都市の限界なのか？と生意気にも思ってしまう。
実は来年彼女とパリ移住計画を立てているのだが、やはり東京と同じで大都市の良いところはあらゆる選択肢が揃っている点だ。
教育機関、仕事、観光など。
反面、治安が悪く、また物価や家賃などが高いなどの問題もある。
ただ、今の私にとって選択肢がない状態の方がどんな事よりも辛い。
自分にとっての可能性、目的地まで進むのに歩く事ができる道が少ない(もしくは無い)から。
「人は今いる状況の中で色々と制限を受けながらも、そんな環境に折り合いをつけて、時には歯を食いしばって頑張らないといけないのだ！」とある人から昔言われた事がある。
私はそんな状況から抜けたいとしか思わない。
好きでもない環境で歯を食いしばって頑張るその労力を他に使いたい。
ただ、今は本当に解決策が見つからない。
さぁて、どうするか。
あまり悠長に構えてると月日はどんどん流れていく。こんな事を何週間考えているのか？
こんな前に進んでいない中でもフランスに来た目的のために、将来のために、自分が何をすべきかを見失っていない点は自分を褒めてあげるべきか？
明日からフランス全土は一部を除いて数日間雨か雪とのこと。私の現在の気分を表している様でそんな天気がとても憎い。
その前に数日前の散歩の写真を貼っておこう。
こんな青空の様な気分に早く戻りたい。
