以前何かの記事に「なぜこの時代にフランス語を勉強されているのですか?」とよく聞かれますということを投稿した。
コロナも落ち着いてこちらでも日本人を見かけることが少しずつ多くなってきたのでその方々と少しお話すると、やはり同じ質問をされる。
皆さん口をそろえて「何故仏文ではないのに、フランス文学を専攻しているわけでもないのにフランス留学をされているのですか?」「なぜ英語圏ではなくフランス何ですか?」と。
理由は自己紹介投稿↓で書いたので再度書きませんが、
私は正直英語を使って何かとしたいとは考えたことがない😅
人並みに英語は勉強してきた。中高(一貫校で英語は好きだった)、大学受験、TOEIC(大学3回生の時に2回受験して730点と750点だったので誇れるレベルではないが😅)など。
(皆さんもそうかと思いますが)子供の頃から英語は勉強しておけ❗と言われていたのでそれなりにやってきたつもりだったが、正直心の底から英語を使って仕事したい!英語をもっと勉強して英語圏で生活したい!という願望は抱けなかった。
もちろん頭では英語の重要性はわかる。
世界経済の中心はやっぱりアメリカとイギリスだし(要は金になる)、話者数も多い。加えて世界共通言語としての英語は戦後その地位を確固たるものとしている。極めつけはフランスに居てもフランス語で返せなかった時など「英語話せる?」とフランス人に英語で話し掛けられたことも数多くある。まぁフランスのエリート校では入学、卒業に高度な英語力が問われるしね。
※個人的にはフランス人が英語を話すようになったら世も末だなぁと思ってしまいます(笑)
ただ、私は上記のような金になるからのような俗物的な考えで言語学習をとらえることが出来ない人だった。
社会人になって政治を通してフランス語と出会い「これだ!!!」と思ったのは今まで英語に対して抱けなかった物がフランス語には瞬時に抱くことができた。「フランス語を勉強したい!!!」「フランス文化をもっと知りたい!」と。
※大学時代に登録を間違えて中国語を履修したが(本当はドイツ語をとりたかった)全く興味がなく、テストだけ通ればいいやと真剣に取り組まなかった。
そこから私は一つの考えを今では抱いている。
それは英語だけがグローバルの象徴ではない、という考えだ。
とかく日本では「グローバル=英語、アメリカ」という考えの人が多い。
ただ以前原敬元首相について投稿した記事↓でも書いたのだが、言語学習は英語だけでなくもっと柔軟にやればいいのにと思う。
小学校3年生から英語だけをやらせるのではなく、英語・中国語・韓国語・その他から選択にしてもいい気がする。昔の日本のように。
言語学習はやはり言葉を通してその国について心から関心がないと、強制的にそこで生活するなどの環境がないと身につかないと思う。
今の日本にはそれが「英語」しかないというのが可哀そうに思う。
他にも面白い、素敵な言語がたくさんあるのに。
まぁつらつら書いてきたが、私はたまたま政治と文学を通してフランス語に出会ったがこの様な出会いができるのは珍しいのかもしれませんね。
因みに私は現在フランス語以外に英語(とある学校に入学・卒業するため)とイタリア語(趣味)を勉強している。
皆さんはどう思いますか???
【おまけ】
家の近くにある丘からスペイン方面をパシャリしました!😊