パートナーと夕食を食べながらテレビで、
フランス北部Arass(Pas‐de-Calais県)の高校にチェチェン系ロシア人男性1人が侵入し教師1人を殺害(刃物で喉を切った)、職員3人にケガを負わせた
とのニュースを見て驚いた。
高校を襲った男性はイスラム教過激派のテロリストでその男も含め仲間8人も逮捕したとの事。
このニュースについての記事↓はこちらをご参照ください。
マクロン大統領が高校を訪れ「テロの蛮行」を強く非難したとのこと。
まぁ当然のことですね。
嘘か本当か先週のハマスのイスラエル攻撃以降、イスラエル支持・連帯を標榜するフランス政府の対応に対して2015年の時の様な大きなテロがまたパリで起きるのではないか?と言われていました。
そんな矢先にまさかこのようなテロ事件が起きてしまった。。。
私がフランスに来てから教育機関で起きたテロ事件はこれで2件目。
最初は2020年10月16日(私は当時ストラスブール大学付属語学学校にいた)にパリl郊外で起きた中学校教師サミュエル・パティ氏殺害事件だった。
その時の犯人(警察により射殺された)もチェチェン系ロシア人で18歳の若者だった。
その当時のフランスの様子はこちらの過去の記事↓を合わせてご覧ください。
この時フランス人がコロナの最中だったにも拘わらず「連帯」を叫び彼を追悼する追悼式が各地で開催されました。私はそれを見て感動しました。
パリでは昨日からイスラエル支持・連帯を主張する団体や人々がレピュブリック広場でデモをするというので、その近くに住む私の家の近く(近くにユダヤ人の学校があります)ではその人たちの暴徒化を恐れて朝から警察がウロウロしていたので無茶苦茶重々しかったです(-_-;)
最近あるYoutubeで日本の筑波大学であった同じようなテロ事件を知りました。
あの「悪魔の詩訳者殺人事件」です。私が生まれて半年後に起きた事件。
これが私がたまたま見た動画↓です。
全く信心深くない私ですので(宗教が行き過ぎるとこういった事件を起こしたテロリストみたいになっちゃうのか)こういった事件はよく分かりませんが、パリで生活しているので気を付けて過ごさないといけませんね。
これからパリに来る方はお気をつけて。
【おまけ】
先週パリ地下鉄4号線に乗って図書館に向かっていたのですが、この4号線の扉が閉まるのが以上に早かったのです。(-_-;)
どのくらい早かったのかというと、降りる人が5,6人いたとしたらその人たちが降りきったか降りきらないうちに扉が閉まったのです。
それを知らずに降りる人がたまたまおらず、3番目に私が電車に乗った時私の後ろにいたフランス人女性が少し乗り遅れてしまい電車のドアにちょうど挟まれてしまいました。
そこからの社内の「連帯」は芸術でした!!!
その女性が悲鳴を上げたのでみんなで女性を引っ張ったのですがこんどは彼女のリュックサックがドアに挟まってしまった。
なのである人はドアをセーノみたいな感じで引いて、またある人は女性の手と腕を引いて彼女を何とか車内に入れることに成功しました。
誰が指示するとかなく各々がまるで消防士のように機敏に動いていたので驚きました。
人間もまだまだ捨てたもんじゃありませんね!(^^)!
暗い投稿だったので少し砕けた小噺でした!
これが問題の扉↓です。