12月24日(日)
フランス北東部にあるロレーヌ地方の首府METZ(メッス)という町にパートナーと二人で行って来ました!!!
「フランスで最も美しい駅」に選ばれたことがあるとうメッス駅舎↓。
確かに駅とは思えないですよね。個人的には同じような作りのコルマール駅も好きです^^
※1871年の普仏戦争でアルザス・ロレーヌ地方がドイツ領となり、その影響をもろに受けている建造物の1つがこの駅舎みたいです。
私が好きなコルマール駅はこちらの過去の記事も是非ご笑覧ください!!!
実はここに行ったのは本当にたまたまで、
本当はREIMS(ランス)のクリスマスマーケットに行く予定でパリからバスに乗って向かっていました。
ですが、パートナーも私も前日徹夜(パートナーは仕事、私は英語)をしてしまい殆ど寝ない状態でバスに乗り座ったとたん爆睡。起きたらランスを過ぎていました( ´艸`)
なので急遽次の停車駅だったメッスで降りたのです笑
ランス-メッス間を無賃乗車してしまいました笑
ランスのノートルダム大聖堂に行くのを本当に楽しみにしていたのですが仕方ありません。下調べも無意味になりました。
13時45分頃メッス駅に到着
駅近くにあったコーヒーショップに寄って遅い昼食を取りながら作戦を立てました。
お店の名は
FOX
とてもいい雰囲気のお店で、しかも店員さん皆がとてもサンパ!!!
入った瞬間もう私たちのお気に入りに。
味も中々おいしかったです!
日曜日で駅の観光案内所は閉まっていたので仕方なく携帯で調べていたのですが、あまり有益な情報は見つからず。。。
食べ終わってとりあえず町の中心地に向けて行こうかと話した時にたまたま私たちの横に座って来た家族に質問して色々と教えて頂きました!
とりあえず大きなクリスマスマーケットが催されているレピュブリック広場を目指せということでしたので向かいました。
この日はあいにく雨が降ったり止んだりでしかも中々寒い天気でした。
【レピュブリック広場】
メッスの街を一望できるタワーとChalet
やはりクリスマスマーケットの本場であるストラスブールを知っているのでクリスマスマーケットとしてはかなり物足りませんが、でもこの雰囲気は大好きです(^^)
【サンテティエンヌ大聖堂】
13世紀~16世紀にかけて作られたゴシック建築の傑作と言われているサンテティエンヌ大聖堂。内部祭壇後ろの礼拝堂にあるステンドグラスはあのシャガールの作品なんだとか。
中に入る時にこの方と目が合ってしまい、怖くなって撮りました。。。
内部の写真を幾つか撮ったのですが、どれもこんなボケた写真ばかり。。。
【タンプル・ヌフ】
モーゼル川の中州にあるドイツ統治下の1901~1905年にできた比較的新しいプロテスタントの教会。
ただ中には入れません。
夕暮れ時に撮ったタンプル・ヌフとサンテ・ティエンヌ教会↓
タンプル・ヌフの目の前にあったサンタさん↓
ここのすぐ横に18世紀に建てられたと言われているメッス・オペラ座があります!
【Le Sentier des Lanternes(ランタンの道)】
歩いている地元の方に聞いたらメッスのクリスマスマーケットと言えばランタンの道だということで行って来ました!!!
どんな催しなのかはこちら↓をご参照ください。
Sentier des lanternes 2023 - Metz (tout-metz.com)
ランタンの道は今年で11回目の開催とのことで、今年は11月24日から12月30日まで。ここでは2000個を超えるランタンが使われていて、クリスマスの物語に沿ったイルミネーションを歩きながら見学していきます。
今年はサンタクロースが北極点駅に到着しているイルミネーションが追加されたらしいです!
もちろん料金は無料です!
※入場する時に簡単な荷物検査がありました。開演は17時からなのですが17時過ぎに行った時は長い列ができていて20分程待ちました。
北極点駅
私たちが見学した時も多くの人で賑わっていましたが、昨年は一か月でなんと17万人の来客数だったみたいです。メッスの人口が約11万8千人(私の埼玉県の地元とほぼ同じ)らしいのでその凄さが分かりますね。
プレゼントの山!
子供たちは嬉しそうに写真を撮っていました!
これから運ぶのかな???(*^_^*)
ランタンの道の見学が終わったら近くのレピュブリック広場へ戻りました。
レピュブリック広場のモミの木↓
寒かったのでVin Chaud(ホットワイン)↓を飲みました。
3,5€でコップを返すと1€返ってきます!
因みにホットワインの他にもコーヒーとホットチョコ(私たちが行った際は売り切れ)があります。でもそれらはただの紙コップに注がれるのですが1€多く払えば記念のコップにかえてもらえます!
ホットワインで体を温めながら19時42分発のパリ東駅行きのTGVに乗るためにメッス駅へ戻りました!
メッス駅前にある英雄ドゴール元大統領の像↓
アルザスロレーヌ地方は現在ではヨーロッパ統合の象徴となっていますが、歴史を振り返るとドイツとの間で繰り返された戦争はやはり考えさせられますよね。
また第二次世界大戦時のレジスタンスの英雄ジャン・ムーランがリヨン郊外でゲシュタポに捕まり酷い拷問を受けた後ドイツへ送られる途中ここメッス駅で亡くなりました。駅構内にあったその石碑↓です。
ジャン・ムーランについては過去のこちらの投稿↓をご覧ください。
ストラスブールにいた時もメッスに行ったことありませんでしたが、ジャン・ムーランが亡くなった場所ということは知っていました。
いつか彼について詳しく調べたいと思っています。
以上、メッスのクリスマスマーケットについてでした!!!
本当に偶然に訪れた町でしたが素敵なクリスマスをパートナーと過ごせました(^^)
メッスの街を歩いていてその落ち着いた上品な街並みに「ああ、やはりパリは生活する場所じゃないなぁ」と思いました。人間的な生活をする為には家賃も高いし、交通もかなり不便だし、何よりスリが多いしね。個人的に良いのはオスマン建築で彩られている建物と何となく感じるオシャレな雰囲気だけなのではないか?と思ってます。
パリが好きな人には申し訳ないですが、あくまでも私見です。
メッス駅に到着してメッスの感想を話していた中でパートナーと「早く(2人の)学業を終えてフランスの地方に引っ越そう!」と話しました笑
脱線しましたがあまり日本人には有名ではない都市かと思いますが、ロレーヌ地方の首府メッスもいいところです!ポンピドゥーセンターや他にも有名な教会など今回行けなかったスポットがメッスにはまだまだあります!
おススメです!!