4月7日(日)夕方
自宅からほど近い、そしてモンソー公園(Parc Monceau)すぐ横にある
セルヌスキ美術館(Musée Cernuschi)
にパートナーと行って来ました!!!
住所:7 Av. Velasquez, 75008 Paris
開館時間:火曜~日曜 10時~18時
休館日:月曜
料金:無料
詳しくはこちらの美術館HP↓をご覧ください!!!
Musée Cernuschi | Musée des Arts de l'Asie de la Ville de Paris
私は日曜日は日本食レストランで昼のサービス(11時~15時)だけバイトをしているので、それが終わってからパートナーと最寄りの駅で合流して行って来ました(*^_^*)
セルヌスキ美術館ってどんな美術館???
美術館の名になっているのは19世紀の政治家で銀行家、そして美術品のコレクターだったアンリ・セルヌスキ(Henri Cernuschi 1821年~1896年)。彼の死後の1898年に彼が集めた物を彼の自宅だったここに展示したのがこの美術館です。
彼が実際にコレクターとしてアジアの美術品を収集していた時はまさに印象派の人たちがジャポニズムに熱中していた時で、開館した時の展示は主に日本の版画や中国の美術品だったといいます。その後はいくつかの変遷を経て現在は極東文化の中心としての中国文化を中心とした展示となっています。
それでは中に入ってみましょう!!!
【特別展】
入り口を入ると簡単なセキュリティーチェックがあり、右側には特別展フロアがあります。
現在は3月26日から6月9日まで、
Reflets du Japon au tournant de la modernité
という特別展が開催されています!ここにも無料で入場できます。
19世紀、20世紀の浮世絵や版画を通して近代日本を見てみようという展示みたいです。
※館内は基本的には写真撮影できますが、フラッシュ撮影は禁止されていますのでご注意ください。
【浮世絵コーナー】
歌川国貞や歌川国芳の浮世絵が展示されていました。皆さん間近で写真を撮られていました。
【版画コーナー】
どちらかというと個人的にはこちらの展示の方が好きでした!
この近い距離で版画をまじまじと見たことが今まであったか???と思うほどで、その精巧さに改めて驚きました。というか版画に関しては知らない事ばかり。。。
伊藤総山の作品
土屋光逸(1870~1949)作
吉田博(1876~1950)の作品
高橋弘明(1871~1945)の作品
個人的にはこの版画がメランコリックな感じがして一番のお気に入りになりました笑
特別展は以上です!!!
【常設展】
入口を入って左側に行くと常設展にアクセスできます。
まずは日本の美術品↓がお出迎えしてくれます。
常設展は2階です!
この方が美術館の名になっているセルヌスキ氏↓です!
名前のchiという発音からイタリア系なのかな?とパートナーと話していましたが予想通り彼のオリジンはイタリアでした。私はイタリア語も簡単に勉強しているのと、フランス人パートナーは元々のオリジンはイタリアなので分かりましたね!
常設展は8割は中国の展示で時代ごとの陶器や仏像、剣などが展示されています。
日本の仏像や彫刻も1割ほどあります!残りは韓国、ベトナムの展示です。
セルヌスキ美術館をネットで検索するとこの仏像が出てきますが近くで見ると中々迫力ありました。
日本の仏像↓です。2体だけですが。。。
この階の天井には東アジアの都市の名が彫られていて、
日本は奈良、京都、大阪、東京でした!
以上、セルヌスキ美術館についてでした!!!
モンソー公園を通って散歩やランニングをしているのでよくここの前を通り「行ってみたいなぁ」と思っていましたがやっと行けました!(^^)!
パリにあるアジアに関する美術館というとやはりギメ美術館かと思いますが、ここもいい雰囲気で、しかも無料開放してくれているのでおススメです!!!
ギメ美術館に関してはこちらの過去の投稿↓も一緒にご覧ください!