昨日(11月14日)は私たちの記念日。
私たちが昨年トゥールーズでPACSを結んでちょうど1年となった。
PACSを結ぶとなって書類をかき集めるのに1ヶ月以上かかり、「本当に大丈夫か?大丈夫か?」と焦っていたその時のドタバタは今となっては良い思い出となっている。
その時の話はこちらのブログ↓に書いていますので、こちらもご覧ください(*^_^*)
ただPACSをしてからのこの1年で私たちの人生は大きく変わった。
フランス滞在3年ともなると貯金だけでは足りなくなり私は金欠気味になった。
トゥールーズでレストランの仕事を見つけるもほかの従業員との関係で希望する週20時間労働が出来なくなり2か月で退職。その後中々仕事が見つからなかった。
なので大学院が始まるまでの7ヵ月間単身パリへ引っ越し日本食レストランでフルタイムで働くことになった。1月末にパートナーとトゥールーズを離れる時の悲しさは今でも覚えている。
その時の心情はフランス語で書いてます。
2人して「なんでパリではなくトゥールーズで出会ったのだろう。。。」と変な後悔をしたくらいだった。
その時月に1度は必ず会おうと約束をした。
その約束はしっかり守りつつ、そんなこんなで6月半ばにパートナーがパリでの仕事を見つけて引っ越してくる。
とりあえず短期でも住めるところをと言うことでパリの日本人コミュニティーを通して11区の今住んでいる部屋を見つける(来年3月までとのことだったが12月1日から17区のアパートに引っ越すことが決まる)。
そこからまた一緒の生活が始まる。
パートナーはトゥールーズから車で1時間程のLavelanetという小さな町の出身でパリに引っ越してくる前はパリには数える程しか来たことがなかったらしい。
なのでトゥールーズにいた時から「パリの人はsnobだろうし、至る所にpickpocketもたくさんいるだろうしテロとかの治安も良くないから嫌い」と言っていた。
だが今では週末一緒に散歩をしていると「パリの良さに気づいてきた」と言って私より新しいquartierのboulangerieやmagasinを見つけるのが楽しみらしい。
そんなパートナーの姿を見て安心するのと同時に、心の奥では私が彼女の人生をめちゃくちゃにしていないかと心配していた。
だが先々週いつものように一緒に散歩をしていた時に、
パートナーが、
もしあなたと出会ってなかったら私の人生で私がパリで生活するっていう選択肢はなかった。こんな素敵な世界があるって気付けて本当にあなたに感謝している
と言ってきた時は嬉しかった。
まずは来月1日に引っ越しという大きなイベントがある。
その為の準備を少しずつ始めている。新しい生活も楽しみだ。
まだまだ未熟な2人ですがこれからも宜しくお願いします。
【おまけ】
先ほど大学院の帰りに撮ったエッフェル塔↓です。
今日も美しいです。