Confinement(隔離、外出制限令)を経験して

こんにちは、こんばんは!!
 
コロナの終息はまだまだ先のようですね。。。
 
そこで今日は3月17日から5月11日までフランスで行われたconfinement(外出制限令、ロックダウン)とそれ以降の事を時系列で振り返りたいと思います。
*私の日記と残したメモからのまとめなので100%の物ではありませんが、私はこの様に理解して過ごしてました。ご了承の程。
 
3月12日(木曜)20時
マクロン大統領は3月17日(火)から外出制限措置を取るとの声明を国民へ向けて出した。
私はエリゼ宮(大統領官邸)の公式サイトのLive配信をパソコンで見ていました。
またカスタネール内相は外出取締りのため約10万人の警官を動員するとの事。
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↑その時の画像です。
➡️​感想
マクロン大統領の声明は勿論具体的な事を言っている事が多かったですが、所々見せる何とも詩的なものの言い方に知的だなぁと率直に思いました。「La France unie, c’est notre meilleur atout dans la période troublée que nous traversons.Nous tiendront tous ensemble.」の締めの部分。「1つにまとまったフランスは我々が経験している困難な時期において最良の武器です。我々は一致団結し耐え抜くでしょう」(私の)日本語訳。国家元首として、政治家としての姿勢として国民への信頼が根底にしっかりとある。高飛車なエリート然とした言動で人気はないマクロン大統領ですが、この様な知的な言葉遣いと政治姿勢は学びたいと思いました。
 
3月17日(火曜)
本日から最低2週間を期限とする外出制限令が適用される。
外出制限では例外的に、生活必需品の買い物をしたい人、テレワークが出来ずどうしても通勤しなければならない人、治療などの医療サービスを受ける人、そして健康維持の為のジョギングや散歩をしたい人は下↓の画像のattestation(外出証明書)に記入し、携帯していればする事が出来ます。
↓2020年3月17日撮影。
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携帯していない事がバレると罰金35€〜です。*3月19日(木曜)フィリップ首相は罰金を135€〜375€へ引き上げ、また25日(水曜)には15日以内の再犯者は罰金1500€で1ヶ月で4回の違反者には3700€の罰金を科すと発表しました。
 
➡️感想
欧米の「罰則」がなければ国民は言う事を聞かないという対応がとても自然だと思った反面、日本の「自粛要請」という緩い措置で国民が出歩かないという姿に妙に納得してしまいました。
 
私は3月17日から25日の間で2回買い物へ出かけました。
店は普段と変わらず品物は置いてありましたが、いつもは人でごった返しているストラスブールの街にも人はあまり外に出てません。
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↑普段は人でごった返すストラスブール大聖堂前です。閑散としてます。
 
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ストラスブール大聖堂横の通り。人が1人も居ません。
 
↑上記2枚2020年3月25日撮影。
 
川沿いではジョギングや犬の散歩をしている人がいた一方警察に罰金を払っている人もいました。
 
3月27日(金曜)
政令により4月15日(水曜)まで外出制限措置を延長するとのこと。
 
➡️​感想
​​案の定といったところ。4月いっぱいは延長するだろうと思ってました。
私の通っていた語学学校もZOOMとSkypeによる授業へ。
 
4月6日(月曜)
紙のattestation(証明書)が電子版特例外出証明書になる。URLに必要事項を記入してQRコードを警官に見せる。
 
➡️感想
​この期間中私も1度だけ婦人警官から「attestationを見せて」と言われました。
特段対応は横柄でもなく普通に提示して淡々と終わりました。
 
4月13日(月曜)
マクロン大統領の声明。5月11日まで外出制限措置を延長。医療施設は飽和状態で更なる努力が必要とのこと。
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↑その時の画像です。
➡️​感想
​あと1ヶ月かぁと最初に思いましたが、意外とここまであっという間だったから何とかなるだろ!と日々部屋でフランス語と格闘しながら過ごしてました。
 
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↑買い物ついでに寮近くをパシャリ。人はまだそこまでおらずお昼の時間帯にも関わらず静かでした、2020年4月17日撮影。
 
4月28日(火曜)
フィリップ首相が前提として「ウィルスと共に生きる」と宣言。そして5月11日以降はフランスを赤、オレンジ、緑のゾーンに分け「段階的」「地方毎」に緩和していく。
*具体的には市内交通は平常時レベルに戻す。
*100k以下の移動の解禁(ただしそれ以上は証明書の携帯が必要)
*大型美術館等は引き続き閉館
 
5月11日(月曜)
本日から外出制限のない日常に戻る。
*レストラン、カフェ、バー以外の商業施設は営業再開可能
*社会的距離を厳守した上での屋外での運動は可能。ただし、屋内でのスポーツ及び人との接触する競技は禁止。
*図書館、メディアライブラリー、小規模美術館、博物館は再開(大型は禁止)
*原則として10人以上の集会は禁止
ストラスブールは赤ゾーンなので、市内中心部では10時〜20時はマスク着用義務(5月25日に停止されました)
 
➡️​感想
私は早速買い物へ出かけましたが、
5月中はお店を入る時にマスクをしていなかったら入店を拒否されたり、マスクをして入店しても入り口に係の人が居て「手を出して」と言われ、消毒液を手につけなければいけませんでした。
マスクをしていなくても入れるお店はありますが(その辺りは何とも適当なフランス人です)、消毒液は徹底してる印象でした。
 
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↑外出制限措置がなくなってから友人とpetite Franceを散歩しました、2020年5月15日撮影。
 
6月2日(火曜)
*全土で小中学校を再開。高校も緑ゾーンを中心に部分的に再開
*カフェ、レストラン、バー等は営業再開可能
ただしオレンジゾーンに関してはテラス席のみ
*ビーチ、博物館等の営業再開
*自宅から100k以内の制限を廃止
 
ここでフランス国内の移動はコロナ禍前と同じになりました。あとは国境封鎖のみ。
 
6月14日(日)20時
マクロン大統領が国民へ向けて声明を出す。
要点は以下の通り。
*15日から新たな段階に入り、通常生活再開の具体的措置に言及。
一方、ウイルスとの闘いは終わったわけではなくこれまでの予防措置は続けるように。
*15日からマイヨット島とギアナを除く仏全土を緑ゾーンとし,イル・ド・フランス地域圏のカフェやレストランを再開。
*15日から国境(欧州内)を開き、国を跨いでの移動が可能になる。
7月1日から欧州外への移動が一部可能に。
*15日以降,海外領土を含めた仏全領土において,保育園,小学校,中学校は,全生徒を義務的に通常の出席規則に基づいて,6月22日から受け入れるように準備を行う。
*6月28日に市町村選挙第2回投票を実施。
*15日以降,新たな段階(nouvelle etape)が始まるとして,3つの柱1.フランス及び欧州の経済的独立・再構築,2.仏国内の団結,3.権力と責任の新たな均衡化)に言及。
*7月に,新たな道程に関する詳細な説明を行うため演説を行う予定。
 
6月15日/6月16日
スイス、ベルギー、ドイツはフランスからの移動に関し国境でのコントロールを取り止め入国制限を解除すると発表。
 
これでEU🇪🇺圏内での移動なら自由に!
 
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↑2020年6月16日、ストラスブール駅の様子。
構内にいる人は全員マスクをしています。
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↑「自分と他人を守る為に駅、そして移動の間はマスクをしなさい」という内容のポスター、2020年6月16日撮影。
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↑見ての通りソーシャルディスタンスのポスター、2020年6月16日撮影。
 
7月1日(水曜)
首相訓令を発出し、同日以降(1)~(13)の欧州域外諸国からフランスに入国する者に対し,入国制限を解除。
(1)オーストラリア
(2)カナダ
(3)韓国
(4)ジョージア
(5)日本
(6)モンテネグロ
(7)モロッコ
(8)ニュージーランド
(9)ルワンダ
(10)セルビア
(11)タイ
(12)チュニジア
(13)ウルグアイ
 
以上がここ4ヶ月の出来事でした。
 
長くなってしまいましたが、これが一連の流れです!!
コロナのお陰で私も色々と諸手続きに変更があったり遅れたりと中々な被害を被りましたが、これもフランス人のいうところのC’est la vie.(これも人生さ)といったところでしょう。
何とかなると思って日々生きてます😆